ピアニストを撃て 原題:TIREZ SUR LE PIANISTE
製作1960年 フランス 監督:フランソワ・トリュフォー
原作:デビッド・グーディス
脚本:フランソワ・トリュフォー、マルセル・ムーシー
出演:シャルル・アズナブール、マリー・デュボワ
真剣なんだか、ふざけてるんだかよくわかりませんでした。
爆笑!はしないんだけど、ところどころクスリとかニヤリと
笑いながら観ました。
(あらすじ)
パリのとあるカフェでピアノを弾くシャルリ。
ウエイトレスのレナはシャルリに気があるようだが
臆病なシャルリは先に進むことができない。
なぜ、シャルリは臆病になってしまったのか?
彼は自分の過去を回想する。
と同時にシャルリの弟のしでかした騒動に
レナと2人でまきこまれていく・・・。
シャルリとレナ、二人並んで歩いている時に
シャルリはレナに触れようとするんだけど、できなくて
・・・・・お前は中学生か!と突っ込みたくなります。
(それが監督の狙いなのだろうけど。)
ラストはちょっと救いがなくって
なんだかなぁと思ってしまったのだけど
暗黒小説ってこんなものなのかしら?
【関連する記事】
トリュフォーさんの(今年夏イマジカでのオンエアの)
11作品を見たので、明日、ひと言感想をアップするのですが、
こちらで鑑賞なさっている7作品の記事、全部読ませて頂きました☆
全部にコメント書けないので、
こちらで代表して書かせて頂きますね〜。
「ピアニストを撃て」
>ラストはちょっと救いがなくって
>なんだかなぁと思ってしまったのだけど
この作品はこの点が良いのではないでしょうか?
あの顔とあの曲、なるべくしてなった
(まぁ避けようと思えば避けられたけど・・・)結末。。。
あと不始末をしたのは「兄」となっていましたが???
「隣の女」
>二人の行動はだんだんとエスカレートしていって
>ラストは私にはとてもじゃないがついていけましぇ〜〜〜ん。
これね、私は、叱られるかもしれないけど
子供さえいなければ、結構面白く見られた気がします。
ついていけました(笑)。
ただ、可愛い子供ちゃんと、愛すべきお腹の子供ちゃんがいたので、
もうどうにもこうにもお話しにならず、
許せない程度では済まず、見なければ良かったと後悔ばかりです。。。
「日曜日が待ち遠しい!」
>ファニー・アルダンのための映画・・・かな。
>彼女の夫でもあったフランソワ・トリュフォー監督、
私はジャン=ルイさんが好きで、この作品は好感でした☆
遺作にこんなに軽いので白黒で、すっごく良かったです。
彼女と監督って最後まで内縁と思っていたけど???
「アントワーヌとコレット」
>アントワーヌが一人舞い上がってるだけでした。笑
>若いんだから仕方がないですね。
ほほほほほ・・・本当に仰るとおり!
彼女のご両親は、ヒトが良いというか・・・
もう神様ですよね〜!
「夜霧の恋人たち」
>本当の母には捨てられてしまったけど
>彼女の両親や探偵さん、潜入先の奥さんなど
>年上にやたらと好かれていました。
コレは多分事実に近いと思うのですが、
私はマミイさんのように優しい目線では見られませんでした(笑)。
「自分のこと知ってほしくて仕方ない競争」フェリーニさんとイイ勝負!
「家庭」
>・・・私は「北の国から」を見たことはありませんが。
ここに引っ掛かってしまって(大爆笑)
私も(流行っていたころではなく)結構遅くに見ました。
「87初恋」「89帰郷」「92巣立ち」「95秘密」
この4つは、まぁまぁ見られる作品でしたので、機会があれば☆
その前はあんまりお薦めしませんし、(連ドラは良いけど時間がかかる)
そのあとはもう全然だめですね〜(笑)。
「逃げ去る恋」
>アントワーヌは結局は
>人間的にはあまり成長していなかったような^^;
>まあ、そんなところが彼の魅力なのですが。
ほほほ・・・お優しい☆
私は順番が滅茶苦茶で、これを最初に見たので
半分くらい意味プーでしたが、
見ている途中で、自分で、あの子の話と気付いたので
それで離れて見る感じで見たら、結構良かったです。
********************
「セピア色の映画手帳」さんでの、マミイさんのコメントを
読ませて頂いて、こちらに来させて頂きました☆
明日の記事はまたお時間頂けたら読んでやって下さると嬉しいです!
今朝のコメントを有難うございました☆
こちらは夜になりますが、お返事書かせて頂きますね〜!
.
>トリュフォーさんの(今年夏イマジカでのオンエアの)11作品を見たので
やってましたね。
気になりつつも結局一つも録画できず、完全に乗り遅れてしまいました(^^;
私の記事もたくさん読んでいただいてありがとうございます!
「ピアニストを撃て」
>この作品はこの点が良いのではないでしょうか?
ブログを始めてすぐに観た作品です。
細かいところは覚えていないので、これも再見したいです。
あの頃はフィルムノワールとかこれっぽっちも知らなかったので
(まあ、今も大して知りませんけど。笑)
再見すると印象が変わるかな、と思っています。
>あと不始末をしたのは「兄」となっていましたが???
そうでしたか!
他のHPでは兄と書いてあるところと弟と書いてあるところとありますね。
細かいところは全く覚えていないので、
再見して確かめてみようと思います。
「隣の女」
>許せない程度では済まず、見なければ良かったと後悔ばかりです。。。
主演のお二人が好きなので
(特にファニー・アルダンは大好きです!)
なんだかんだ言いつつ、また観てしまうかもしれません。
(そしてやっぱりついていけないと思うのかも・・・・・。)
「日曜日が待ち遠しい!」
>遺作にこんなに軽いので白黒で、すっごく良かったです。
ね〜、軽くっておもしろいですよね!
>彼女と監督って最後まで内縁と思っていたけど???
どうなんでしょう?
私は内縁も夫婦と思っているので、書き方が曖昧ですみません。
(1981年に結婚と書いてあるサイトもありますが、
結婚したと書いてある方が少ないような気もします。)
「アントワーヌとコレット」
>彼女のご両親は、ヒトが良いというか・・・
>もう神様ですよね〜!
アントワーヌの生い立ちとか聞いて同情したのかもしれませんね。
明らかにコレットより自分たちの方を慕っているのがわかりましたし。笑
「恋」よりも「家庭」に憧れていたのかな、と思いました。
「夜霧の恋人たち」
>私はマミイさんのように優しい目線では見られませんでした(笑)。
>「自分のこと知ってほしくて仕方ない競争」フェリーニさんとイイ勝負!
あはは!
女性の趣味(ファニー・アルダンやカトリーヌ・ドヌーヴ)が同じですし
私はなんとなくトリュフォー監督にはシンパシーを感じてしまいます。
「家庭」
>ここに引っ掛かってしまって(大爆笑)
色んなパロディなんかで見ているからか
なんとなくは知ってるんですが、ホント、実際には観た事がないんです。
「逃げ去る恋」
>これを最初に見たので半分くらい意味プーでしたが、
あはは、最初に観るとそうなるでしょうね。
最初はその意図はなかったかもしれませんが
20年かけて撮った映画なので、とても感慨深いような気がします。
途中で自分で気づくとはさすがmiriさん!!
明日の記事も楽しみにしてますね!