スターリングラード 原題:ENEMY AT THE GATES
製作2000年 アメリカ・ドイツ・イギリス・
アイルランド 監督:ジャン=ジャック・アノー
原作:ウィリアム・クレイグ
脚本:ジャン=ジャック・アノー、アラン・ゴダール
出演:ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ、エド・ハリス
戦争モノです。
J・ロウは狙撃手として敵に見つからないよう顔に泥をぬります。
無精ひげもはえてるけど、彼の美しさは変わりませんね。
(あらすじ)
第二次世界大戦中、ロシアに進撃してきたドイツ軍と
スターリングラードで激しい戦闘が繰り広げられる。
敗戦色濃厚であったロシア軍に突如現れた英雄ヴァシリ。
彼はドイツ軍兵士を次々と狙撃していく。
英雄としてまつりあげられ、軍の士気もあがっていく。
対するドイツ軍も凄腕の狙撃手を送りこむのであった・・・。
序盤はマシンガンでズババババ〜〜ン(緊張感のない表現で
すみません)と簡単に兵士がやられていくんです。
しかも、逃げたからって味方に撃たれるヒトも・・・哀しすぎます。
中盤、狙撃するもの、されるもの、ものすごい緊張感でした。
敵のエド・ハリスがこれまた怖いんだな〜。
ヘビみたいな目で冷静に的確に敵を討つのです。
あまり描かれていなかったけど、ヴァシリは実在の人物です。
実際に彼は英雄だったのでしょうか?
有能であろうがなかろうが、
一度まつりあげられると降りることは許されない。
序盤で「我々は勝つか死ぬかだ!」と言っていた
将校?の言葉が重く響きます。
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つ〜かですね、この映画製作にドイツもきちんと携わっていることを、押さえておきたい。
クリント・イーストウッド(監督としては余り好きではないけど)の硫黄島シリーズもやっぱり観なきゃ!と改めて思ったりして。
人間離れした美しさですよね。
(A.I.のイメージがいまだにあります・・・・。)
戦争モノ・・・実は私、すごく苦手なのですが
最近少しずつ観るようになりました。
私たちはもちろん戦争を知らない世代なのですけど、
風化させてはいけないですよね。
人間が人間を殺す・・・・・何度観てもイヤです(>_<)
余談ですが・・・・・
R・ワイズの○○○!
私も「これをスクリーンで観たら、すごかっただろうなぁ。」と
ちょっと真剣に考えこんでしまいました(笑)
それほどインパクトが・・・!