エマニエル夫人 原題:EMMANUELLE
製作1974年 フランス 監督:ジュスト・ジャカン
原作:エマニエル・アルサン
脚本:ジャン=ルイ・リシャール
出演:シルビア・クリステル
シルビア・クリステル追悼特集で観ました。
・・・・・追悼がこの映画っていうのもすごいなぁ。
(あらすじ)
エマニエルは外交官の夫に呼ばれバンコクへと来る。
周りの有閑マダム達との交流にウブなエマニエルはとまどう。
夫は寛容でエマニエルを自由に愛するが・・・・・。
う〜〜ん、想像していたのと違いました。
籐の椅子に座ってるイメージだったのですが、
最後の最後まで出てきませんでした。
で、かなりの時間女の人と乳くりあってました。ビックリ。
(だからソフトコアなのかしら???)
飛行機での妄想はまあわかるとして!?
後半の変なじいさんが出てきてからはあんまり・・・。
最後にエマニエルがああなるのは全く理解できなかったです。
まあ、裸でキャッキャする有閑マダムとお付き合いしたことがないので
最初から理解できない世界ではあるのですが。笑
ダンナも友達には大風呂敷広げて、懐が深そうに見せておいて
いざエマニエルが自分の手のひらから飛び立っちゃうと
嫉妬しちゃうという・・・結局器が小さかったのでした。
シルビア・クリステルはとびっきりの美人ってわけではないし、
ナイスバディってわけではないけれど、
そういう女性でなかったからこそ
女性受けした映画なのかな、と思いました。
今観ると、やらしくもなんともなくって
むしろ何度か失笑しちゃいそうになってしまいました。
わたしも籐の椅子に座ってるイメージ持ってました(笑)
これはわたしもついていけなかったです。理解不能な世界!
とくに面白いこともなかったし、なんでこんなに有名なんですかね?
昔はこれでもエロかったのかな。
当時はまだ、女性が大手を振って行けるエロティックな映画がなくて、この映画の持つソフトな文芸作品風味が上手く目的?をカムフラージュ出来たんでしょうね。
(今も有る訳ではありませんが〜笑)
個人的には「しょうもない作品」だと思いますし、フランス人のアジア人蔑視があからさまで、好きになれない作品です。
「O嬢の物語」、近年の「はじらい」もそうなんですが、どうしてフランス人はアノコトになると変に理屈っぽくなるのか、理解に苦しみます。
「アムールの国」なのに。(笑)
相互リンクにして頂きありがとうございます。
こちらこそ、これからも宜しくお願い致します。
>イラストのけだるい雰囲気がいいですね〜。
ありがとうございます!
>とくに面白いこともなかったし、なんでこんなに有名なんですかね?
>昔はこれでもエロかったのかな。
こういうジャンルのパイオニアという事で有名なのでしょうか。
確かにおもしろい話ではないですよね。(女性は特に・・・・。)
前半は結構楽しめましたが!?
後半の展開はちょっとどうかなぁと思いました。
ビックリした女性も多かったのではないでしょうか。
>当時はまだ、女性が大手を振って行けるエロティックな映画がなくて、
>この映画の持つソフトな文芸作品風味が上手く目的?をカムフラージュ出来たんでしょうね。
出だしはソフトでしたが、後半はハードというか・・・
なんだかなぁと思ってしまいました(^^;
>フランス人のアジア人蔑視があからさまで、好きになれない作品です。
アジア人は道具って感じでしたよね。
(後半もSEXの道具にしか見えませんでした。)
性に関して革新的な女性を描いているように見せかけていますが
結局は自立することは許されず、男の手のひらの上で踊らされているようにしか見えませんでした。
(70年代という時代を考えると仕方がないのかもしれませんが。)
>フランス人はアノコトになると変に理屈っぽくなるのか、理解に苦しみます。
>「アムールの国」なのに。(笑)
うふふ・・・フランス人って案外おカタイのかもしれませんね。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします!