スパイ・ゲーム 原題:SPY GAME
製作2001年 アメリカ 監督:トニー・スコット
脚本:マイケル・フロスト・ベックナー、デビッド・アラタ
出演:ロバート・レッドフォード、ブラッド・ピット、
キャサリン・マコーマック
ブログDEロードショーの企画で再見できました。
このブログを始める前に映画館で観たことはあるのですが、
その後なかなか再見できなかったので
いい機会に恵まれました。
(あらすじ)
ネイサン・ミュアーがCIAを退官する日、
かつての弟子であったトム・ビショップが中国で捕らえられた。
CIA上層部はビショップを見捨てようとしている事に
気づいたミュアーは・・・・・。
ミュアーとビショップは言葉では説明されていませんでしたが
固い絆で結ばれています。
一枚のガムがきっかけでビショップは捕らえられてしまったのですが
ミュアーとの訓練中に「大事なのはガムとナイフと笑顔だ」という
セリフが出てきた事により、ミュアーから教えられたことを
忠実に守っていることがうかがえました。
他にもミュアーの何人ものワイフ、決行する作戦の名前など
絶妙の布石が後になって効いてきていて
この映画には全く無駄がないなぁと改めて感嘆しました。
レッドフォードはしわくちゃになってしまっているけど(^^;
二人の容貌が似ているのもまたいい感じなのです。
夫婦だって長年連れ添っていると顔が似てくると言いますが、
CIAの師匠と弟子も顔が似てきても不思議ではないような気がしました。
ミュアーは自分の若い頃とビショップを重ね合わせて見ていただろうなぁと
思いました。
過去の回想が主なシーンで、ミュアーとビショップは
物理的には離れているけれど、心はまだつながっている事が
ひしひしと伝わってきました。
中国から遠く離れたアメリカでほぼ孤立無援の状態で
どうやってビショップを救うのかというのもすごくおもしろかったです。
ミュアーは年代もののスコッチを愛飲していたのですが、
先日観た同じくブラッド・ピットが出演している
『イングロリアス・バスターズ』でドイツ兵がアメリカのスパイに
年代もののスコッチを勧めるシーンがあり、
タランティーノ監督はこの映画から着想を得たのかなぁと思いました。
【関連する記事】
イラスト、いいですね!!
最後に「家を買うための〜」なんて
説明するシーンでは「ニヤッ」としてしまいました!
天下のCIAで通用する言い訳なのか?とも思いましたが(笑)
長官か副長官は見て見ぬ振りだったのかな?とも思いました。
ガムのネタもそうですね!僕が気づかない点も
多々あるんだと思いますが、ブラピは本当に忠実
だったんでしょうね!あのガムで気づいた中国人もエライと
思いました(^▽^;)
そう思うと再見して色んな布石を探すのも
楽しいかもしれません。かなり楽しめた映画でした!(^^♪
トラックバック、有難うございます!僕も
させて頂きました!!(^.^)
トラックバックもありがとうございます!
>天下のCIAで通用する言い訳なのか?とも思いましたが(笑)
あはは!言い訳としては完璧だったのではないでしょうか?
罪に問うていたわけですから(実際は有罪だけど!)
反論できずにうぐぐ・・・ってなってましたよね。
(私的流用については後で怒られたかもしれませんね。)
>あのガムで気づいた中国人もエライと思いました(^▽^;)
あのシーンもいいですよね!
説明のセリフがなくても観客にも潜入が発覚したことがわかりますよね。
ホント、隙のない映画です。
>そう思うと再見して色んな布石を探すのも
>楽しいかもしれません。かなり楽しめた映画でした!(^^♪
再見はかなり楽しめました。
初見時は何もわからなうてドキドキしているうちに最後までいってしまい
本当にハッと驚いてしまいました。
何度でも楽しめる映画ではないでしょうか。
わたしも再見でしたが楽しめました。あの師弟もカッコいいけど、それに気付く敵方の人たちも切れ者っていうのもまたよかったです。熾烈な駆け引きに燃えました。
>CIAの師匠と弟子も顔が似てきても不思議ではないような気がしました。
あ〜、わかるわかる!
笑顔でありながら何も見逃さない注意深い目とか、そっくりでした。
離れていてもわかる絆が素敵で、もう親子みたいなもんですよね。
今回もご参加ありがとうございました♪
毎回チョイスが素晴らしいです。ぱっと見ですぐあのシーンだ!とわかりました。あのくだりも大好きなんですよ。
アイテムのみって結構勇気がいるから、最近描いてないなぁ。気をつけないと似たような描きやすいシーンばかりになってしまいますよね〜。気をつけねば!
>熾烈な駆け引きに燃えました。
ブラッド・ピットはたまにしか出てこなかったですが、
それでもかなりいたぶられているんだろうなぁと容易に想像できて怖かったです。
敵が手強ければてごわいほど、燃えちゃいます。
CIA上層部のタヌキ達との静かなる駆け引きも燃えますよね!
>あのくだりも大好きなんですよ。
ミュアーが意識すらしていない最初の何気ないシーンからすでに
駆け引きが始まっているのがすごいですよね。
私は人物が苦手なので、すぐに小物に走ってしまいます(^^;
その他ブラピが椅子を投げるシーンとかもよかったですが、
やっぱりこの二人はどちらも描かないといけないような気がしました。
今回は御参加ありがとうございました!
>ミュアーとビショップは言葉では説明されていませんでしたが
>固い絆で結ばれています。
そうなんですよね〜。
わざとらしいエピソードに頼るのではなく、
映像で語るところがボクも好きです(´・ω・`)
あと宵乃画伯もおっしゃってますが、アイテムのみのカットを抜くセンスが素晴らしいです。
こちらこそ、リクエストしてくださってありがとうございました。
再見のいい機会に恵まれました。
>映像で語るところがボクも好きです(´・ω・`)
映像から伝わることがたくさんありましたよね。
絆、緊迫感、駆け引き・・・どれもおもしろかったです。
>あと宵乃画伯もおっしゃってますが、アイテムのみのカットを抜くセンスが素晴らしいです。
ありがとうございます!
私の場合は人物がうまく描けなかったのでじゃっかん逃げてるのですが(^^;とても嬉しいです!
すみません、コメント欄がないのでここに書かせてもらいますね。
ケンさんの記事の最初のエピソードは私も好きなところです。
>「雨の前、雨が降る前さ」
字幕では一回でしたが、確かにbefore the rainって二回言ってましたよね。
ミュアーの性格がよくわかるエピソードでした。
スコット兄弟が製作総指揮をしている
FBIの兄と数学者の弟が協力して事件を解決する
「NUMB3RS」というドラマがあるのですが
スコット兄弟は仲がいいんだろうな〜と思ってました。
ドラマは途中までしか観てないのですが、ケンさんの記事を読んで思い出し
また観てみたくなりました。
かえるままも、昨日やっと観ました。
面白いですね。近いうちに記事を書きますね、
可愛い画像おかりしてよろしいでしょうか?
>面白いですね。近いうちに記事を書きますね、
おもしろかったですね。記事を楽しみにしていますね。
>可愛い画像おかりしてよろしいでしょうか?
もちろん、いいですよ!どうぞ、どうぞ!!
っていうか、かえるままさんみたいな人気ブログにこんなイラスト載せても大丈夫ですか?ドキドキ
>ミュアーとの訓練中に「大事なのはガムとナイフと笑顔だ」という
>セリフが出てきた事により、ミュアーから教えられたことを
>忠実に守っていることがうかがえました。
あの時ガム使わなかったらバレなかったかも、とちょっと思ってしまいました。
監視カメラが直った時、袋をそのまま置いていたのが痛かったかな。
まぁ最初ですんなり成功してたら話終っちゃいますけど(笑)
あのメガネした同僚、「いくつか不明な点を説明していただきたい」と切り出した時
”勝ったー!”というか”とったー!”みたいな気分だったんだろうな。
ミュアーが言葉に詰まった間、ニヤニヤしてて。その後、全部切り返されて
「・・・・・・」ってなっちゃって憎まれ役だけど何だか憎めない(笑)
あの後、処理に終われるんだろうし
>あの時ガム使わなかったらバレなかったかも、とちょっと思ってしまいました。
あはは、確かに(^^;
でもまあ、あのおじさん?を簡単に黙らせるのには成功したので
悪い方法ではないのかもしれません。
あそこで騒がれていたらもっと早く捕まっていましたから。
>ミュアーが言葉に詰まった間、ニヤニヤしてて。
憎めない人でしたね。笑
ホント、ミュアーがしゃべりだすまでは
絶対に自分がヤツの尻尾をつかんでいると思っていたでしょうね。
そういうセリフのない部分で観客が状況を容易に理解、認識できる
おもしろくて無駄のない映画だなと思いました。
マミイさんの画像もおかりしました。
ありがとうございます!
>遅ればせながら、やっと記事をアップしましたー。
お疲れ様でした&ご報告ありがとうございます!
これから読みに行きますね〜。