ベルモンドの怪盗二十面相 原題:L' INCORRIGIBLE
製作1975年 フランス 監督:フィリップ・ド・ブロカ
脚本:フィリップ・ド・ブロカ
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド
20の名前と20の愛人を持った、パリの大怪盗を描いた
アクション・コメディ。・・・・というあらすじを読んで
鑑賞したのだけど、内容が全然違いました。
(あらすじ)
ビクトールは詐欺師。出所後もすぐに悪事をはたらいていた。
保護監察官のマリー=シャルロットに恋するが
彼女の父親が館長を務める美術館にエル・グレコの
祭壇画があることを知ると・・・・・。
泥棒というよりは詐欺師でした。
シルクハットにマントといういでたちは
オペラを聴きに行く正装なのでした。
・・・そりゃ、あんな格好で盗みに入る泥棒は
いませんよね(^^;
確かに色々と変装してましたが、
すぐばれそうになるのもご愛嬌。
でも、弁が立つというか、周りの人が
すぐに騙されちゃうのでそれがおかしかったです。
(ホント、フランスの警察っておまぬけなイメージです。
「TAXi」シリーズとか・・・・・。)
ベルモンドはオトコマエではないのですが、
なんともいえない魅力があると思います。
女がほっとかないのはわかる気がします。
案外二の腕がたくましくって、胸板があついんですね。
ちょっとドキドキしてしまいました。
内容は軽くって、気軽に楽しめました。