2012年10月29日

大人の都合で振り回していないか

HNI_0006.JPG
チャンプ 原題:THE CHAMP
製作1979年 アメリカ 監督:フランコ・ゼフィレッリ
原作:フランセス・マリオン
脚本:ウォルター・ニューマン
出演:ジョン・ヴォイト、フェイ・ダナウェイ、
リッキー・シュローダー


今月のブログDEロードショーの作品でした。
タイトルからスポ根のボクシングものかと思いましたが、
家族愛の物語でした。

(あらすじ)
ビリーは元ボクシングチャンピオンであったが、
今は酒やギャンブルにおぼれる生活を送っていた。
しかし、息子のTJは父を「チャンプ」と呼び
父を慕い、一心に愛するのであった・・・・。


ストーリーはやっぱり古いですね。
昭和の香りがします(^^;
アニーとの出会いも王道パターンですね。
予備知識なしで観たけれど、フェイ・ダナウェイが出た瞬間
ピンときました。
TJの健気さはかわいらしく、
かいがいしくお父さんのお世話をやきます。

ビリーもアニーもTJの幸せを考えていないわけではないけれど
何がTJの望みだったのか全くわかっていませんでした。

チャンプと呼ばれているからチャンピオンに復活する・・・・・
その気持ちはよくわかるけれど、
(もちろんTJの教育費のために
たくさんのお金も稼ぎたかったんだろうけど)
結局かっこいい自分を見せたかっただけのような気がします。
父親のそばにいる事だけがTJの幸せだったのに、
結局その事がわからなかったのだなぁ・・・・・。

posted by マミイ at 09:40| 大阪 ☀| Comment(14) | TrackBack(1) | 家族愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!
TJは健気でしたね〜、酔っ払いを迎えにいったり、靴やらズボンやら脱がせてあげたり…。それなのに、息子の貯金箱からお金を盗むとか!

>結局かっこいい自分を見せたかっただけのような気がします。

それはわたしもすごく思いました。あらすじに”息子の期待に応えようと”と書いたけど、TJとアニーの前でカッコいいところを見せたい!ってのが一番でしたよね〜。

イラストは若かりしビリーの写真でしょうか。精悍な顔つきが素敵です!
鉛筆描き風?なのもいいですね。

今回もご参加ありがとうございました♪
Posted by 宵乃 at 2012年10月29日 10:20
今日はコメントを頂き、有難うございました☆

>父親のそばにいる事だけがTJの幸せだったのに、

このひと言ですね・・・
男性には、でも、分かっていても、それだけでは駄目だという
女性には理解しにくい「プライド」があると思います☆

この映画の場合は、ちょっと極端ですけど、
一般的にもそういう事が引き金になる悲劇ってありがちですよね・・・。
だからと言って、母親がべたべた一緒にいれば良いというモノでもないのですけどね・・・。

>予備知識なしで観たけれど、フェイ・ダナウェイが出た瞬間
>ピンときました。

マミイさん、凄い!
公開封切り時には、2大スターの共演で、ものすごく話題作でしたよ☆

でもきっと、あの子は、競馬場で育った日々を胸に、
お金も理性もある、新しいお父さんにも上手に育てられ、
自分の生きる道を、真っ直ぐに見つけられる・・・そんな子だと
そんな青年にきっと育ってくれると、そう思います!
(大甘かもしれないけど私はそう願いたいです)


Posted by miri at 2012年10月29日 18:46
こんばんは!!(^^♪

>結局かっこいい自分を見せたかっただけのような気がします。

 本当ですね〜
 TJにとっては一緒にいてくれるだけでいいと 
 何度も言ってましたし、子供の立場で考えてあげられ
 なかったんですね。。。

TJはあの後、どうなるんだろう?と考えると、
アニーとは上手くやっていけそうな気はします。
というのもお母さんと愛し合ってたからお前が
産まれたんだよと会話してましたし・・。
幸せになってくれてるといいですね!(^.^)

Posted by take51 at 2012年10月29日 21:52
自作の絵が素晴らしいですねー!
最高です!

以前一、二度、コメントを入れたことのある者ですが、
仕事にかまけて、こちらへの訪問は久々でした。
ほんと!絵が良いですねー!
映画への深い思いを感じました。

「チャンプ」のリッキー少年は、「24」にも参加してましたね!

陰ながら応援していますので、これからも楽しい絵を描き続けてください。








Posted by モチゾー at 2012年10月29日 22:42
こんばんは。

イラストに味がありますね〜。
やはりマミイさんは絵心の持ち主ですね!

昭和の香りって、たしかにそうですね。
演歌って感じです。

ボクはひねくれてて、パパ大好きなTJとは対極の人間ですが(笑)、
「父親はカッコよくいてほしい」という気持ちはあるかも。
ビリーはそれを違う方向に誤解したのかなあ。
Posted by 犬塚ケン at 2012年10月29日 23:57
宵乃さん、おはようございます。

>TJは健気でしたね〜、酔っ払いを迎えにいったり、靴やらズボンやら脱がせてあげたり…。
>それなのに、息子の貯金箱からお金を盗むとか!
私もあそこまでではないものの、ダメ親の自覚はあるので
健気に愛情を示してくれる子供たちにはホント頭が下がります。
ビリーも子供のものには手を出して欲しくなかったです。

>あらすじに”息子の期待に応えようと”と書いたけど、
>TJとアニーの前でカッコいいところを見せたい!ってのが一番でしたよね〜。
TJはチャンプと呼んでいたけど、そして本当にチャンピオンになってくれたら
とても喜ぶはずだけど、命をかけてまでなってほしいとは思ってなかったはずですよね。
試合中に痛めつけられる父を見るTJのまなざしがつらかったです。

>イラストは若かりしビリーの写真でしょうか。精悍な顔つきが素敵です!
>鉛筆描き風?なのもいいですね。
ありがとうございます。
ジムのロッカーに貼ってあったビリーの昔の写真です。
若い頃チャンピオンだったというだけで十分ステキなお父さんなのにね〜。


今回もご参加ありがとうございました♪
>こちらこそ、いつもまとめ役ありがとうございます。
Posted by マミイ at 2012年10月30日 07:43
miriさん、おはようございます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。

>男性には、でも、分かっていても、それだけでは駄目だという
>女性には理解しにくい「プライド」があると思います☆
本当にそうですね。
ダメだってわかっていてもそれしか方法を知らない
・・・・・男の悲哀ですね。

>だからと言って、母親がべたべた一緒にいれば良いというモノでもないのですけどね・・・。
私は母に捨てられたほうですので、
フェイ・ダナウェイについては今頃出てきてなんだよって気持ちが実は強いんです。
血のつながりって大事かもしれませんが、
やっぱり一つ屋根の下で同じ時間を過ごすっていうのは大事なことだと思います。
(世の中単身赴任なんかでなかなかそうできない人もいらっしゃるでしょうけど。)


>でもきっと、あの子は、競馬場で育った日々を胸に、
>お金も理性もある、新しいお父さんにも上手に育てられ、
>自分の生きる道を、真っ直ぐに見つけられる・・・そんな子だと
>そんな青年にきっと育ってくれると、そう思います!
>(大甘かもしれないけど私はそう願いたいです)
聡明な子だから、きっとそうなると私も思います!
ただ、父が実はもう試合には耐えられない体だったと知ったら、
自分がチャンプと呼んだから復帰したのではないか・・・・
と、父の死に責任を感じ、苦悩するのではないかとちょっと心配してます。
Posted by マミイ at 2012年10月30日 08:35
take51さん、おはようございます。

>TJにとっては一緒にいてくれるだけでいいと 
>何度も言ってましたし、子供の立場で考えてあげられなかったんですね。。。
自分の手で子供をより幸せにしてあげたいと思うのが親の常ですよね。
自分という存在がどれだけ特別かなんて、本人は気がつかないんでしょうね。
(・・・・・私もそうですが。)
最後の最後でそれを悟ったみたいですが・・・時すでに遅しでしたね(ToT)

>TJはあの後、どうなるんだろう?と考えると、
>アニーとは上手くやっていけそうな気はします。
>というのもお母さんと愛し合ってたからお前が
>産まれたんだよと会話してましたし・・。
>幸せになってくれてるといいですね!(^.^)
アニーとTJが二人で泳ぐシーンはとてもよかったです。
愛情が感じられる場面でした。
新しいお父さんも冷静だし、TJに好意を持っているのが感じられたから
いい家族になりそうですよね。
Posted by マミイ at 2012年10月30日 08:42
モチゾーさん、お久しぶりです!
もちろん、覚えていますよ!!

>自作の絵が素晴らしいですねー!
>最高です!
>ほんと!絵が良いですねー!
>映画への深い思いを感じました。
ありがとうございます!!
モチゾーさんのシブい絵には及びませんが、
私も最近絵を描き始めました。

>「チャンプ」のリッキー少年は、「24」にも参加してましたね!
おぉ、そうなんですか。
実はまだ「24」未見なんです。
最近は全シリーズ一挙放送しかしないので録画できません(ToT)
でも、観るときはリッキー少年を捜そうと思います。

>陰ながら応援していますので、これからも楽しい絵を描き続けてください。
応援ありがとうございます!
褒められたら木に登るほど喜ぶのは相変わらずなので(笑)
がんばって描き続けます!!
Posted by マミイ at 2012年10月30日 08:50
ケンさん、おはようございます。

>イラストに味がありますね〜。
>やはりマミイさんは絵心の持ち主ですね!
ありがとうございます!
ゲームに付属のレッスンはやらずに、ひたすら自己流で描き続けてます。笑

>昭和の香りって、たしかにそうですね。
>演歌って感じです。
私は昔の大映ドラマ的なものを感じました。
この頃はそういうのが好まれたのかもしれません。

>ボクはひねくれてて、パパ大好きなTJとは対極の人間ですが(笑)、
>「父親はカッコよくいてほしい」という気持ちはあるかも。
>ビリーはそれを違う方向に誤解したのかなあ。
うちの相方を見ても時々思うときがありますが、
逆に、父親は「子供の前ではカッコつけていたい」って思ってる節があるようです。
それが↑でmiriさんがおっしゃっていた『男の「プライド」』なのかな、と思います。
Posted by マミイ at 2012年10月30日 08:59
こんにちは。
マミイさんのレビューや、皆さんの感想など拝見してますと、既に泣けてきてます.....
そうかぁ.....
まだ、かりて来てませんが、是非とも参加しようと思います。
悲しいの?最後だけ教えてほしいな。
ハッピーエンドだったらいいな。
(悲しい結末だったら、今回は見送らせて頂くかもです。)
Posted by かえるまま21 at 2012年10月30日 10:06
かえるままさん、おはようございます。

>悲しいの?最後だけ教えてほしいな。
>ハッピーエンドだったらいいな。
>(悲しい結末だったら、今回は見送らせて頂くかもです。)
これはね〜、最後悲しい結末を迎えてしまいます。
かえるままさんだったら涙で画面が見えなくなるかもしれないです(ToT)
健気で一身に父を愛するTJの姿を見てるとウルウルしちゃいました。
Posted by マミイ at 2012年10月31日 06:54
うーーん、そうなんですね....
今ね、ちょっと自分的に弱ってるので、も少し元気になったら、見ますね。
(そんなんで、ホラーオムライスなんか作ってる場合かって感じですよね。)(笑)
そんなに遠い将来じゃなく。
Posted by かえるまま at 2012年11月01日 21:08
かえるままさん、おはようございます。

>今ね、ちょっと自分的に弱ってるので、も少し元気になったら、見ますね。
わかります。
映画って内容のできだけじゃなくて
自分のコンディションで感じ方がかわりますよね。
元気がない時はゆっくりなさってくださいね。
人間も月と一緒で
ココロが満ちたり欠けたりしますよね。

>(そんなんで、ホラーオムライスなんか作ってる場合かって感じですよね。)(笑)
うふふ・・・ヒトによっては元気ない時に
ホラー映画を観て生の喜びを再確認するみたいですよ。
でも、家族のブーイングは凹みますよね。笑

ご無理のない範囲でご覧になってみてください。
Posted by マミイ at 2012年11月02日 05:32
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Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2012-10-30 07:18

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