赤と黒 原題:LE ROUGE ET LE NOIR
製作1954年 フランス 監督:クロード・オータン=ララ
原作:スタンダール
脚本:ジャン・オーランシュ、ピエール・ボスト、
クロード・オータン=ララ
出演:ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリュー、
アントネッラ・ルアルディ
さすが文芸大作ですね。
3時間と言う長丁場、観終わった後は
しばし放心状態となってしまいました。
(あらすじ)
下層階級出身のジュリヤンは僧を目指していたが
レナール夫人の子供たちの家庭教師となる。
やがてレナール夫人と関係するようになり・・・。
ジュリヤンは野心があるのだけれども、
尻込みしちゃう部分も持ち合わせているので
そこのところは共感しちゃいました。
「十時の鐘が鳴ったら手を握ろう・・・」みたいな
ところとか、すっごく気持ちわかります!!
レナール夫人は不倫する人全員に共通するのかも
しれないですけれど、利己的な部分があって
結構嫌な女でした(^^;
自分たちの過去を手紙で告白したのも
ただの嫉妬からかと思っていたのですが、
教会で振り向いた時にジュリヤンを見つけた時の
あの表情ですべて私の誤解だったとわかりました。
出会うのが遅すぎた・・・・・
勝手な言い分かもしれないですが、
こういう事ってあるんだと思います。
最終的にジュリヤンは真実の愛を見つけたと思いました。
マチルドとの事は・・・まあ、あまり話す事はないです!?
駆け引きっぽくてあんまり好きじゃないです。
前半は結構長いな〜と感じていたのですが、
後半はあっという間に終わってしまいました。
裁判が終わった後からぐいぐいひきこまれました。
(・・・・って、遅いですね(^^;)
この映画では「赤と黒」は軍服の赤色と
僧侶の服の黒色を現しているそうですが
(っていう感じの予告編でした。)
軍服着ている時ってほとんどないから
私的には違うな〜と思いました。
(原作では軍服は青なのだとか・・・・・。
余談ですが、赤い軍服姿のジェラール様は
ステキです!!
いや、もちろん僧服姿もスーツ姿もコート姿も
・・・・・って、全部ですね。)
私の解釈としては
赤は血の色、生をあらわし、
黒は罪の色、死をあらわしているのかな〜と。
この映画は原作に忠実に作ってあるらしく、
原作を読んでみたくなりました。
でも、文庫版で上巻450P、下巻590Pあるらしいので
読み進めるのはかなり大変そうですね。
この作品は割と最近観たんですけど、やっぱり不倫ものは好きじゃなくて記憶も薄れかけてます。
>最終的にジュリヤンは真実の愛を見つけたと思いました。
こういう話だっけ?と思ってしまったり…。ダメですね〜、最近どんどん記憶力がやばくなってる気がします(笑)
タイトルの意味はあんまり考えずに観ていたので、マミイさんの解釈を興味深く読ませていただきました。
わたしも思い出しつつ考えてみたんですが、情熱(赤)と自尊心(黒)っていうのはどうでしょう?
素晴らしい記事ですね〜。
それぞれの登場人物を、マミイさんのお立場で、その目を通して書かれているのが、素敵と思いました。
私は記事をアップしていないのですが、お恥ずかしい感想で、なんとも・・・。(爆)
>私の解釈としては
>赤は血の色、生をあらわし、
>黒は罪の色、死をあらわしているのかな〜と。
ここのところ、特に個性を感じました!
素直な私(かなり良く言って)は、ジェラールさまの赤い服・黒い服・にキャッキャ言っていて、バカかも???(笑)
>やっぱり不倫ものは好きじゃなくて記憶も薄れかけてます。
長時間お疲れ様でした(^^;
一部と二部に別れていましたが、それでもすごいボリュームですよね。
私も途中まではモヤモヤしながら観ました。
>こういう話だっけ?と思ってしまったり…。
不倫がダメだったら、私みたいな結論には至らないだろうから
多分、宵乃さんにとってはこういう話ではないと思います。
>わたしも思い出しつつ考えてみたんですが、
>情熱(赤)と自尊心(黒)っていうのはどうでしょう?
おぉ〜!それもいいと思います。
作者がコレ!とはっきり示してないらしく
こちらが色々と考えられるからおもしろいですよね。
腕の調子はいかがですか?
痛い時は安静が一番のクスリだと思いますので
無理しないでくださいね〜。
とはいえ、使わないではいられないですよね(>_<)
>素直な私(かなり良く言って)は、ジェラールさまの赤い服・黒い服・に
>キャッキャ言っていて、バカかも???(笑)
いえいえ〜、ジェラール様は黒服も赤服も
どちらもお似合いでしたよね♪
服で赤と黒をあらわすと言うのは
映画的で視覚的にわかりやすいですよね。
しかも、着こなしバッチリのジェラール様ですから!
有難うございます☆
昨日まであんまり家事しなかったのですが、今日からし始めたらまたちょっと痛かったです×××。
>痛い時は安静が一番のクスリだと思いますので
>無理しないでくださいね〜。
はい、本日診てもらったのですが、同じお言葉でした(笑)。
>とはいえ、使わないではいられないですよね(>_<)
ハイ、主婦としてのお言葉ですよね〜。
両方頂けて、感謝です!
「アイ・スパイ」録画したので近いうちに見ますね〜☆
>ハイ、主婦としてのお言葉ですよね〜。
私も微熱があってもチョコチョコと
なんだかんだやってたら
結局10日ぐらい37.5℃くらいの微熱が続いちゃいました。
(やっと落ち着いてきました。)
miriさんもお気をつけくださいね〜。
>「アイ・スパイ」録画したので近いうちに見ますね〜☆
ゆっくりと腕を休めて映画鑑賞してくださ〜い。