嘆きのテレーズ 原題:THERESE RAQUIN
製作1952年 フランス 監督:マルセル・カルネ
原作:エミール・ゾラ
脚本:マルセル・カルネ、シャルル・スパーク
出演:シモーヌ・シニョレ
女優さんたちの目、言葉少ななんだけど
語りかけてくるような瞳に釘づけになりました。
(あらすじ)
テレーズは親代わりの叔母の息子カミーユと結婚したが
その夫婦生活は満足できるものではなかった。
ある日ローランと出会い、道ならぬ恋に落ちるが
恩義を感じているテレーズは夫と姑を捨てられず・・・。
自分から幸せになる道を閉ざしているような
硬い表情のテレーズが印象的でした。
時代のせいか、育てられ方のせいか、
不器用な生き方しかできないテレーズ、
もっと違う生き方を選ぶことができていれば
彼女の美しい笑顔を見る事ができたかも
・・・・・と思うと哀しかったです。
姑は最初は嫌になるくらい口うるさかったのですが
(私なら我慢できませんね。笑)
終盤の目で訴える演技・・・・・圧倒されました。
「すべてお見通しよ!」って目が語ってくるんです。
しゃべるよりも怖かったです(^^;
>女優さんたちの目、言葉少ななんだけど
>語りかけてくるような瞳に釘づけになりました。
イラスト素晴らしいですね!
上達が早いのでは???
そういう感じの目でしたね〜。
ハイ、怖かったです。
シモ―ヌ・シニョレは他の映画でも
笑ったとこを見た事ないように思います。
存在感はすっごくあると思います。
>もっと違う生き方を選ぶことができていれば
>彼女の美しい笑顔を見る事ができたかも
>・・・・・と思うと哀しかったです。
現代人から見ると不可解なことも多いですが、ゾラの書くモノはこういう女性が多いですね〜(涙)。
>イラスト素晴らしいですね!
>上達が早いのでは???
わ〜い、ありがとうございます。嬉しいです♪
女優さんお二人とも目がすごかったですね〜。
>シモ―ヌ・シニョレは他の映画でも
>笑ったとこを見た事ないように思います。
>存在感はすっごくあると思います。
そうなんですか。
本当に存在感のある方で、画面に映った瞬間
釘づけになってしまう魅力がありますね。
彼女の他の作品を観てみたいです。
>現代人から見ると不可解なことも多いですが、
>ゾラの書くモノはこういう女性が多いですね〜(涙)。
ゾラは読んだことがないのですが、
こういう女性が多いのですか・・・・
連続するとキツイですが、
ゾラ原作の作品もいつか観てみたいです。
「肉体の冠」「輪舞」「悪魔のような女」なども、彼女の個性を充分に発揮していたと思います。
シモーヌ・シニョレは、どちらかというと。こういう暗〜いような役柄が、最も似合うような気がします。
「悪魔のような女」は観たことがありますが
他2作品は未見です。
教えてくださってありがとうございました。
>シモーヌ・シニョレは、どちらかというと。こういう暗〜いような役柄が、
>最も似合うような気がします。
「悪魔のような女」もサスペンスタッチでしたね。
流血はなかったけど、雰囲気にゾ〜っとしたのを覚えています。
ですよね〜。お店に立ってる時もあんな表情してたら、商売あがったりです(笑)
私的には、終盤にちょこっと水兵さんいい人!って思ったくらいで、みんなどうなろうと自業自得だなぁと思って観ていたので、ラストは痛快でした!
にしても、水兵さんは運が悪すぎです…。
イラストの怖いふたりの眼が素晴らしいですね!
二人の間に火花が散ってるのが見えそう。
わたしはあの義母の眼光に惚れました(笑)
>お店に立ってる時もあんな表情してたら、商売あがったりです(笑)
確かに!
愛想笑いさえしてなさそうですよね(^^;
>にしても、水兵さんは運が悪すぎです…。
衝撃のラストにビックリでした。
まさかああなるとは・・・・。
>わたしはあの義母の眼光に惚れました(笑)
えぇ〜〜〜!(驚愕)
宵乃さん、お強い!すごいです!!
私は今もあの眼を思い出しただけでブルブル・・・(>_<)
あ、別に後ろめたい事はしてないですよ。笑