ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD
製作1968年 アメリカ 監督:ジョージ・A・ロメロ
脚本:ジョン・A・ルッソ
出演:ジュディス・オディア、デュアン・ジョーンズ
今月のブログDEロードショーは新企画として
肝試し大会、怖い映画に挑戦するという事で
共通の「お題」はありませんでした。
私が選んだのはコレ、荒木飛呂彦先生も推薦してる
ゾンビ映画の原点です!
(あらすじ)
ジョニーとバーバラの兄妹は父の墓参りに行き、
突然男に襲われる。
その男とは死体が甦ったものであった。
ジョニーはバーバラを助けるも男の反撃にあう。
パニックになったバーバラは逃走、
一軒の民家を見つけ、中に逃げこむが・・・・・。
字幕では「ゾンビ」でしたが
「グール」と呼ばれていました。
まだゾンビって言葉が一般的でなかったんですね。
(本ブログではゾンビって言いますけど。)
恐怖の対象であるゾンビなのですが
いかんせん動きが遅いので
これはひょっとすると勝てるかも
(逃げ切ることができるかも)しれない!?と
一瞬思ってしまいます。
ある期間に死んだ人が甦るという設定だったので
それほど腐ってる人がいなかったのも幸いかもしれません。
(あ、ゾンビではないですが
一人だけ見事に腐っている人がいるので覚悟は必要です!)
でも、動きが遅いように見えて
ヤツラは着実に近づいてくるんです!!!
ゾンビ一人には勝てるかもしれないけれど、
案外ヤツラは力持ちで拮抗状態が続いているうちに
気がつけば囲まれてるんです。
生きていようが、死んでいようが、
集団って怖いんです!!!
で、観てる最中はとにかくバーバラにいらついて・・・
自分を助けに来てくれた兄を見殺しにし、
逃げこんだ家でも何をするということはなく
ボケ〜〜としていて。
こいつこそが生ける屍ではないのか!?と思いました。
実は先日『ボンドガールは永遠に』というドキュメンタリーを
観たのですが、ボンドガールも初期は受身でしかなく
ボンド同様に(ボンド以上に!?)アクションするように
なったのは最近のことなんですよね。
だから、この時代、バーバラが受身な女性であるのは
仕方がないことなのかも・・・と思いなおしました。
あとは家族がゾンビかも・・・・という状況、
これはホントどうしたらいいんでしょうね。
夫なら迷わず・・・(以下、自主規制!?笑)
ラストはちょっぴりやるせない感じです。
わけのわからない存在に襲われ、
密室にたてこもったけど、どうしようもなくなり
やるせないラストを迎えるっていうのは
最近では・・・と言ってもかなり古いですが
2007年製作の『ミスト』が同じような感じです。
色んな映画のお手本、教科書的な映画で
単純に怖いものが観たい!って人には向かないかもしれません。
モノクロですし、腐った死体がほとんど出ないので
(一部のゾンビが骨周りの肉を齧ってましたが、
ケンタッキーが食べたくなった私ってば・・・(^^;)
私みたいなヘタレにはピッタリの映画でした。
実は観る前はすごく怖くて、なかなかデッキに
DVDをセットできなかったのです。
かえるままさんもおっしゃっていたのですが、
日本は火葬文化ですから!
実際にゾンビが出てくることはそうないはず!!
(土葬でも出てこないですけど。)
という事で、これからも安心してゾンビ映画を
観ていこうかと思います。
と言っても、今までに観たゾンビ映画は
『ショーン・オブ・ザ・デッド』に『ゾンビーノ』なので
正統派のゾンビ映画を観たのは実は初体験なのです。
そういえば子供の頃に『バタリアン』も観たような
・・・・・って、コレもコメディですね。笑
最近の私のイチオシ美青年デヴォン・ボスティック君が
出演しているので『ランド・オブ・ザ・デッド』と
『サバイバル・オブ・ザ・デッド』は必ず観るつもりです。
せっかくだから、ロメロ監督のゾンビ三部作も
制覇してみたい気になってます。
そうなると、『ゾンビ』のリメイクである
『ドーン・オブ・ザ・デッド』も気になってくるし、
私がツイッターで密かにフォローしている
アカウントTheHorrorMasterことジョン・カーペンター監督の
『ハロウィン』も観てみたいけど、
やっぱ怖いし・・・・・・って事で、宵乃さん、
毎年恒例企画にしませんか?笑
ま、冗談はともかく、今回もいい映画を観ることができました。
ホラーってなかなか手に取りにくいんですよね。
映画専門チャンネルでもあんまり放送しないですし、
(放送があっても、怖くて録画できないです(>_<)
かと言ってお金出して怖い思いするのは何だか複雑だし。
遅れての参加だったので、皆さんのレビューを見て
勇気を奮い立たせることができたんですよ!
機会を与えてくださって感謝!です。
でも今よくよく思い出すと…確かにゾンビも女性もダラダラしてたなぁと思います(´∀`;)
久しぶりに観たいなぁと思っても、どこにも置いてないんですよ。最後まで観てみたいんでが。
でもミストばりに後味悪いですか( ;∀;)
『ゾンビ』『ドーン・オブ・ザ・デッド』どちらも観ましたよ!
どちらもすごいトラウマもの…ゾンビのほうは何かずっと印象に残っていて、ドーンのほうは怖すぎでした・゜・(ノД`)・゜・
>この映画…実は小さい頃に一度観て、怖くなってやめた記憶が…
私が子供の頃は白黒映画ってだけで
なんだか怖いように感じていました。
大人になってから観ると印象が変わるものってありますよね。
>でもミストばりに後味悪いですか( ;∀;)
最後は「え〜〜!?」って声が出そうになりました。
しばし放心状態に陥っちゃいます。
「ミスト」よりは多少マシかもしれませんが、
こっちも結構きますよ(>_<)
>『ゾンビ』『ドーン・オブ・ザ・デッド』どちらも観ましたよ!
>どちらもすごいトラウマもの…
さすが、さいごうさん!
きゃっ、どちらもトラウマものですか・・・・
タオルケットが5枚は必要ですね(^^;
『ドーン・・・』はゾンビが走るんですよね。
ゾンビに走って追っかけてこられたら、
怖すぎです!!!
何故かマミイさんはホラー大丈夫な人だと思いこんでました(汗)
怖いのに挑戦して下さってありがとうございます!
しかも、まだまだ観る気マンマンですね。大丈夫です、大盛況だったので来年もやりますよ〜♪
最近は走るゾンビになれてしまって、昔はノロノロだったんですよね。「ショーン・オブ・ザ・デッド」は最近では珍しい方なのかな?
ゾンビは数いると、ホント怖いですよね〜。
今回もご参加ありがとうございました。
あと、かえるママさんのお店で買っためがね、素敵ですね!
カエルのロゴのついためがねセットが可愛いです。
タイトルも凝ってて、なるほど!と思いました♪
血しぶきドバーッとかは全く平気なんですけど
心霊系はダメですね。
画像よりも思わせぶりな音楽にビビッてしまう方です(^^;
実は得体の知れないものを怖がってるだけで
観たら案外平気なのかもしれませんが。
>ゾンビは数いると、ホント怖いですよね〜。
ゾンビが走るなんてまだ想像できません。笑
早いとこ実物を拝んでみたいです。
(とはいえ、ちょっとびびってますけど・・・。)
ゲーム版のバイオハザードも「1」はやったのですが、
人間系のゾンビはのろかったような気がします。
気がつくと数が増えてるゾンビは
なんだかんだ言って怖いと思います。
一体いると数十体なぁんて、黒いボディの
Gから始まるアイツみたいですね(^^;
>かえるママさんのお店で買っためがね、素敵ですね!
見た事ないようなフレーム、おしゃれなフレームが
たくさんあって、選ぶのが難しかったです。
下に敷いてある緑の布は眼鏡拭きなんです。
かわいいですよね♪
>ゾンビ一人には勝てるかもしれないけれど、
>案外ヤツラは力持ちで拮抗状態が続いているうちに
>気がつけば囲まれてるんです。
マミイさんが、DVD鑑賞を躊躇する記述は目にしてましたが、
実際に見ると冷静に分析するのがすごいですね(笑)。
女性が受け身であることは、未見の作品なのでなんとも言えないですが、
ボンドガールの話も興味深かったです。
最近の映画は、女性が強すぎる印象を持つこともあるので、すごい進化ですね。
宵乃さんが恒例行事化を明言されてますし、
ゾンビ映画の古典にもいずれ挑戦したいです!
あとね、テレビで放映される映画をみんなで見て語ろう!ってのも手軽で、沢山のひとが、見れそうで良いのでは?って思ってしまいました。
テレビの放映を前からチェックしないとならないので難しいかしらね?
マミイさん、宵乃さん、温かいコメントありがとうございます。感激でうるうる来てます.....
感謝です。
>実際に見ると冷静に分析するのがすごいですね(笑)。
自分でハードルをあげすぎて、
ちょっと拍子抜けしちゃいました(^^;
でも、夜に一人では観たくないです。
音も怖いので普段はイヤホン使用するのですが
今回は使わずに子供がゲームしてる横で観ました。
>ボンドガールの話も興味深かったです。
元ボンドガールが歴代の先輩ボンドガールに
インタビューするというスタイルでしたが、
なかなかおもしろいドキュメンタリーでした。
本当に60年代から今まで、映画で描かれる女性の立場って
すごく変わったと感じます。
>宵乃さんが恒例行事化を明言されてますし、
好きな女優さんや俳優さんが出てないと
なかなか観る気にならない分野なので
恒例行事化は嬉しいです。
皆さんが選んだ「ホラー映画」も
すごく興味があるし、読み応えもありますし。
私もザック先生のリメイクを観てみたいです。
こちらはかなり怖そうだから、
事前にハードルをう〜〜んと高くしておきます!笑
>本当、本当。この企画、面白いですね。
いつもと違う企画でしたが、
わっ、こんな怖いのを観てるんだ。すっご〜い!
って尊敬のまなざしを送ったり
これはマイルドそうだから、今度観てみようかな
って思ったりして楽しかったです。
ホラー関連の記事って自分には縁がないと思って
あんまり読んでいなかったので(^^;
すごく新鮮でした。
テレビ放送は多くの人が観れますね。
吹替版になってしまうから
苦手な人はいるかもしれませんが。
主人の眼鏡は快適のようです。
私の花柄の眼鏡拭きは三男がすごく気にいって
昨日はしっかりと握って眠りについてました。
ピンクの花柄好きな乙女系男子です。笑
>字幕では「ゾンビ」でしたが
>「グール」と呼ばれていました。
>まだゾンビって言葉が一般的でなかったんですね。
確かゾンビの語源とかルーツってアフリカらしいですね
今じゃゾンビが一般的過ぎて、他の言い方だと「?」って感じで(笑)
僕は「オーメン」を見ました。
今の感覚で見たらどんなもんかなー、と
正直舐めてましたね。見終わって心の中で謝りました。
怖かったですし、作品自体の完成度も高かったです
特典のインタビュー(これが結構長くて全部見切れなかった...)で
皆さん口をそろえて「この作品は決してホラーではない。スリラーだ」と言っていたのはちょっと笑った。
>今じゃゾンビが一般的過ぎて、他の言い方だと「?」って感じで(笑)
腐り具合がやや足りませんでしたが(笑)
まさにゾンビの原点と言える映画だと思います。
そうそう、ゾンビ以外の呼び方だとピンときませんよね。
>僕は「オーメン」を見ました。
『オーメン』も怖いですよね。
私は時々観たくなりますけど。
ホント、完成度の高い映画だと思います。
ダミアン少年がかわいいのが余計に怖いです。
完成度の高さに驚きましたよ。女性陣(妻除く)のやる気のなさにイラっとしましたが、十分楽しめました。
腐ってないゾンビは意外と怖いもんですね〜、見分けがつかないし。燃えた車からバーベキュー大会な様子と、火をめっちゃ怖がるゾンビがちょっと可愛かったです(笑)
バーバラはまあ小さい頃からとても怖がりで、兄とも仲良しだったという伏線があるので、見殺しにしてしまったショックで放心状態なのもわからないでもないです。むしろ、昨今のゾンビ映画のヒロインがすごすぎるだけで、実はこちらの方がリアルなのかもしれませんね。
おぉ〜、肝試し大会が続いていますね。すごいです!
>完成度の高さに驚きましたよ。
「ゾンビ」という概念が見事にできあがってますよね。
>むしろ、昨今のゾンビ映画のヒロインがすごすぎるだけで、
最近は女性の方がパワーがありあまってますよね。
元々火事場の○○力というか、土壇場で肝が据わっているのは
女性の方だと思っていますが、昨今
女性の地位は本当に強くなりましたね。