2012年07月27日

素晴らしき出会いに感謝!


イントゥ・ザ・ワイルド 原題:INTO THE WILD
製作2007年 アメリカ 監督:ショーン・ペン
原作:ジョン・クラカワー
脚本:ショーン・ペン
出演:エミール・ハーシュ、キャサリン・キーナー、
ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、
ハル・ホルブルック


家族旅行で3日間海水浴すると考えるだけで
ゲッソリしてしまう超インドア派の私なので、
自然の中で生きようとする人はすごいなぁと
いつも思っています。

(あらすじ)
裕福な家庭に育ち、優秀な成績で大学を卒業したクリスは
すべてを捨てアラスカの荒野を目指す。
夢をかなえる道中で様々な人と出会い・・・・・。


人間、どんな環境にあっても不満を感じてしまうものなのでしょうか。
両親が不仲だったとはいえ、自らに暴力をふるわれた事もなく
他人から見たら十分に幸せにもみえる環境だったのに
クリスは不満を募らせ、ある日誰にも言わずに姿を消します。

両親が不仲・・・・・親の立場から言えば
ついつい子供に甘えてしまう部分もあったと思います。
両親もまた、自分の状況に不満を抱いていたんです。
親が完璧な存在じゃない、なんて幼い子供には
信じたくない事柄でしょうね。
親がどんな気持ちか・・・・・・
こればっかりは親になってみないとわからないでしょうね。

クリスが親たちに「どうぞご自由に。」って
なった気持ちはわかります。
中学生くらいですが、私も母親が出て行く前に
「あんた達が行かないでって言ったら行くのをやめる。」
と言われたことがありますので。
逆に両親の離婚時が小学校低学年といううちの夫は
話し合いに自分も加えてもらいたかったようですが。
・・・結局人間はないものねだりなんですね。(苦笑)


クリスの性格自体は最初は好きになれませんでした。
頭がよく、色んな本の引用をする男
・・・・・自分の言葉で語っていないんですよね。
(『あの頃ペニー・レインと』の主人公もそうですが
基本的に私は据え膳を食おうとしない思春期の男には
リアリティを感じられません。笑)
でも、そんなクリスがアラスカを目指して
自分でお金を稼ぐために色んな人と出会い、
いろいろな経験をしていく中で
本人も自覚しないうちに変わっていくのです。
(時系列が多少ごちゃごちゃしているので
ちょっとわかりにくい部分もありました。)

大自然の中で生きていくことも素晴らしいですが
人が成長するのは他人との触れ合いの中でしかない
と私は思います。
人やモノから逃げてきたクリスですが、
板に自分の言葉を彫ったのも
他人が見ることを想定していたのだと思います。
私も自分の備忘録としてこのブログを書いていますが
誰かが読んでコメントを残してくれたら
やっぱり嬉しいですし、色んな意見をいただく事で
ほんの少しですが成長していると思います。


クリス役はエミール・ハーシュ。
聞いたことない人でしたが、ふとした表情が
とてもよかったです。
脇を固めるのはキャサリン・キーナーにヴィンス・ヴォーン、
ハル・ホルブルックとどの人も出番は少ないけれど
とても印象的でした。
キャサリン・キーナーみたいなしっとりとした
美しい大人の女性に憧れてはいるんですけど、
息子と一緒にコロコロコミックを読んでいるようでは
大人の女性への道のりはまだまだ遠いですね。笑
クリステン・スチュワートも若くって細くって
かわいかったです。

大自然が舞台の映画でしたが、
人のぬくもり、ふれあいの素晴らしさを
実感できる映画でした。
人間、万歳!出会いに感謝!!です。


posted by マミイ at 07:42| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
この映画は結構好きです。

主人公にあまり共感できないところはありますが、
でも事実の重みがあって、「あっそう」とスルーできない感じでした。

両親が不仲……の話は考えさせられます。
あと据え膳食わない人間を信じられないのも同感です(笑)。
吸血鬼と絡む前のクリステン・スチュワート、
あんなにカワイイのに……(´・ω・`)
Posted by 犬塚ケン at 2012年07月28日 22:41
やっと記事を書き終わって、マミイさんのレビューを読めました。
やっぱり主人公への反感も抱いてしまいますよね。全体的に人との出会いと交流は良かったですが。冒頭から両親の苦しむ姿を見てるからかな。
一番頑張ってるのは妹ですよね〜。兄の事も両親の事も見守って、理解しようとして。まあ、彼女は妹である事がアイデンティティだったと思うんで、長男は辛いよ、というところでしょうか?
最後にきちんと自分の本当の名前を残していたのが良かったです。
Posted by 宵乃 at 2012年07月29日 15:34
ケンさん、こんにちは。

>でも事実の重みがあって、
>「あっそう」とスルーできない感じでした。
そうなんですよね。
主人公に共感できず、もやもやした部分を抱えながら
最後には感動している自分がいました。
ラストの本人の写真の表情にも何ともいえなくって
もっと早く気づいてほしかったなって心から思います。

>あと据え膳食わない人間を信じられないのも同感です(笑)。
共感してもらえて嬉しいです!
思春期であんなに理性的なんて信じられません!笑
Posted by マミイ at 2012年07月31日 09:12
宵乃さん、こんにちは。

>やっぱり主人公への反感も抱いてしまいますよね。
若いときに見ていたらもっと共感していたかもしれません。
・・・いや、しないかな。
青二才のオコチャマの言うことに感じてしまいました。
でも、彼の感じている苦悩は何となくわかる部分もあり
改心・・・って言葉はおかしいですが
できればもっと早く考え直してほしかったです。

>一番頑張ってるのは妹ですよね〜。
時系列的には妹は彼の残した日記を読んだ後でしょうか。
彼女だけがいろんな人のいろんな面を
見ることができたのでしょうね。
Posted by マミイ at 2012年07月31日 09:57
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映画「イントゥ・ザ・ワイルド」観ました
Excerpt: アメリカ’07 原題:INTO THE WILD 監督:ショーン・ペン 原題:ジョン・クラカワー ジャンル:ドラマ/青春1990年ジョージア州。大学を優秀な成績で卒業した22歳の青年クリス..
Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2012-07-29 15:22

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