ジョニー・マッド・ドッグ 原題:JOHNNY MAD DOG
製作2007年 フランス・ベルギー・リベリア
監督:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
原作:エマニュエル・ドンガラ
脚本:ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
出演:クリストフ・ミニー、
デジー・ヴィクトリア・ヴァンディ
背景が何もわかっていないので
とまどいながら最後まで観ました。
(あらすじ)
内戦が続くアフリカのリベリア。
マッド・ドッグと呼ばれる15歳の少年ジョニーは
反政府軍デス・ディーラーとして村に行き、
略奪や殺戮を繰り返していた・・・・・。
実際に少年兵だった子供たちが演じているそうです。
ジョニーは10歳から戦闘に参加していたそうです。
うちの長男とそう変わらない年で銃を持つなんて
・・・・・今の日本ではとてもじゃないですが
想像できません。
リベリアの場所もわからないですし、
1999年から2003年まで内戦が行われていた事も
恥ずかしながら全く知りませんでした。
村に行き、子供を見つけ出し
父を殺すか、自分が死ぬかの選択を迫り
自らの手で父親を殺させ、部隊にいれる・・・
彼らは自分たちが略奪を行うのは
正義の為と固く信じているのです。
ドキュメント風の作りであるため
終わり方も救いも何もあったもんじゃありません。
子供たちの今後を考えると・・・・・
何も言えませんでした。
マチュー・カソヴィッツが製作しているのですが
『アメリ』ではおとなしめの青年役だったので
こういう硬派な映画と関わりがあるとは意外でした。
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