ベティの小さな秘密 原題:JE M'APPELLE ELISABETH
製作2006年 フランス 監督:ジャン=ピエール・アメリス
原作:アンヌ・ヴィアゼムスキー
脚本:ジャン=ピエール・アメリス、ギョーム・ローラン
出演:アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、
ヨランド・モロー、バンジャモン・ラモン
少女がちょっぴり大人になるお話なのですが
(英題は「CALL ME ELISABETH」
少女の気持ちの変化が良く表れていると思います。)
90分という短い上映時間のため駆け足で終わってしまい、
感情移入することなく、あっさり終わってしまいました。
(あらすじ)
ベティは10歳。想像力が豊かでちょっぴり怖がりな女の子。
大好きな姉が寄宿学校に行ってしまい両親も不仲。
そんな時に精神病院から逃げ出した青年イヴォンと
出会ったベティは・・・・・・。
木々のざわめきや暗い部屋、少しだけ開く扉など
少女の不安な気持ちはわかりますが、
私にはなんとな〜く伝わってきませんでした。
姉との別れと言ったって、週末には帰ってくるんです。
ただ、不幸な自分に酔ってるだけなんです。
後から振り返ると恥ずかしくなるという
・・・・・・私にも経験あります。(爆)
少女の視点で描かれているからか
ちょっと都合よすぎない?って部分と
状況がわかりにくい部分が多かったです。
短い時間の間に色んな事が起きるので
一つ一つのエピソードが弱いです。
そのせいか、私はほっこりしたり
感動したりって事はありませんでした。
多分すぐに内容を忘れそうです(^^;
タイトルほど少女が大人になった気がしなかったんです。
なんか、この先も大人にうまくごまかされそうな・・・。
ちゃんと問題は解決するんでしょうか?
そこのところは不安です。