オペラ座の怪人
原題:THE PHANTOM OF THE OPERA
製作2004年 アメリカ・イギリス
監督:ジョエル・シューマカー
原作:ガストン・ルルー
脚本:ジョエル・シューマカー、
アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、
パトリック・ウィルソン、ミニー・ドライバー
最近、ジェラルド・バトラーが好きになったので
再見してみる事にしました。
(あらすじ)
1919年のパリ、現在は廃墟と化したオペラ座で
備品のオークションが開かれる。
シャニュイ子爵は大型のシャンデリアを見て華やかな当時を思い返す。
オペラ座には怪人が住んでいたのであった・・・。
最初のモノクロからカラーに変わる瞬間が
とっても荘厳で好きです!
あのメインテーマはステキですよね〜。
ジェラルドがファントム役なので、
ファントム視点で見ちゃいました(^^;
最初はオールバックより無精ひげありつつの
ワイルドな方が似合うなぁ・・・などと
思っていたのですが、最後はがっつり
感情移入してうるうるしちゃいました。
(この頃のジェラルドってちょっぴり
ブレンダン・フレイザーに似ていると思います。)
ファントムさん自体はやってる事めちゃくちゃなんです。
座席の確保を要求しているくせに給料払えって言ったりとか、
好きな娘に主役をとらせるために他人を平気で傷つけたり・・・。
雪の中ストーキングして彼女が別の男と一緒に消え
勝手に裏切られた!と憤慨するファントムさん、
好きになればなるほど、ベクトルを間違えて突き進んでしまうファントムさん
・・・って書くとバカにしてるみたいですが(^^;
考えれば考えるほどファントムさんが不憫で泣けてきました。
最後の究極の選択なんて、どっちを選んでも
ファントムさんは幸せになれないんですよね(ToT)
(もちろん、クリスティーヌもですけど。)
わかっていても、ああいう愛し方しかできないファントムさんが哀しかったです。
そうそう、とってつけたように書いちゃいますが、女性陣もどの人もよかったです。
メグ役の金髪の女の子がすごくキレイでした。
歌手っていうことでYouTubeで探してみたら
思っていたのと違って目が点になってしまいました(^^;
カルロッタさんもすごくいい感じで好きです。
・・・・・近くには行きたくないですけど。笑
何度もミュージカルや映画になっている作品ですが
本作はアンドリュー・ロイド=ウェバー版の
ミュージカルがベースになっているそうです。
いつか、本物のミュージカルを見てみたいです。
2013.12.21追記
モノクロの世界から豪奢な世界へと一気に誘うシャンデリアとあの音楽。
この映画の始まり方はホント大好きです。
ファントムがああいう風にしか愛情を表現できないのは
毎度のことながら切なかったです。
愛された経験のない人間は愛し方を知らないのでしょうか?
かわいそう・・・・という一言では片づけられません。
ラストの3人の歌のかけあい?というか、かぶせるように歌いあうシーンは
ホントすごいですね。鳥肌たっちゃいます。
クリスティーヌの自分に対する愛は憐憫でしかない事を悟ったファントム。
その気持ちを思うと、とても切ないです。
それと、不思議な事にクリスティーヌ役のエミー・ロッサムと
ラウル子爵役のパトリック・ウィルソンの顔がどうしても覚えられません。
いっつもファントムの事ばっかり注目してしまうからなんでしょうか?
(出番が少ないカルロッタさんとメグはきちんと認識できるんですけど。)
【関連する記事】
切ないですよね・・・
小さい頃、母親からも化け物扱いをされ、
サーカスで見せ物にされて育てば歪んだ大人になっても
仕方がないと思います。
そんな彼も最後はクリスティーヌとラウルの二人を
逃がすわけですが、最後に良心が芽生えたんでしょうか?
彼がどんな心境だったのか考えてしまいます。
通勤途中の車の中でも毎日、サントラCDを聞いてるほど
怪人バカです(笑)
ミュージカルは映画と若干違うところも
ありますが、なかなかいいですよ〜!
機械あれば是非!!!(^^♪
>メグ役の金髪の女の子がすごくキレイでした。
>歌手っていうことでYouTubeで探してみたら
>思っていたのと違って目が点になってしまいました(^^;
えーーっ!そうなんですか??
知らなかったです!!(^▽^;)
僕も見てみます!!(^^♪
あれはビックリ!?マダムジリーが発狂します(爆)
カルロッタも歌手でエンディングはミニードライヴァーが歌ってます♪
何を書いてるか解りませんが、一応twitterでもフォローしてます!
ただのミーハーです(笑)
>小さい頃、母親からも化け物扱いをされ、
このシーンは『エレファント・マン』みたいでした。
エレファント・マンの事を思いだし、
余計に切なくなりました。
>最後に良心が芽生えたんでしょうか?
>彼がどんな心境だったのか考えてしまいます。
はっきりとは描かれていなかったので
余計に気になりますよね。
クリスティーヌの優しさ、覚悟を知って
真の愛とはどうする事かを悟ったのかもしれませんね。
愛されなかったファントムが初めて愛を知ったのかも
・・・・とか、考えだすとキリがないですよね!
>あれはビックリ!?マダムジリーが発狂します(爆)
ですよね!笑
しかも、映画では気づかなかったですが、
かなりのナイスバディーですよね。
ついつい目がいってしまいます(^^;
>何を書いてるか解りませんが、一応twitterでもフォローしてます!
>ただのミーハーです(笑)
私も何人かフォローしてますが、
同じく、何言ってるかわかんないです(^^;
とっても、面白かった!学校の演奏会でオペラ座の怪人を吹奏楽でやったこともあるよ!
>高校生の時に学校の遠足として、梅田のハービスで
>ミュージカルを観ましたよ!
いい高校ですね!
私も高校生の頃、授業の一環?で
「十二人の怒れる男」の劇を観に行ったことがあります。
すごくひきこまれて観た事を今でも覚えています。
梅田にはもう一年以上行ってないです(^^;
近所の映画館すら行けてないから
劇団四季を観に行けるのは何年先になる事やら(>_<)
うぉーー、このイラストで来ましたか!!
ポイント・オブ・ノーリターンでカーテンから出てくるところですね〜!
イメージ来まくってます!!(^^♪
>ラストの3人の歌のかけあい?というか、かぶせるように歌いあうシーンは
>ホントすごいですね。鳥肌たっちゃいます。
ですね〜、僕もこの曲が大好きです!
上手に掛け合ってて感心します(笑)
ファントム視線で考えると切ない話ですよね・・
最後にオルゴールと向かい合ってる姿など、見ていて
本当に可愛そうです。。。
>出番が少ないカルロッタさんとメグはきちんと認識できるんですけど
カルロッタは一度見たら忘れることが出来ない
インパクトがありますよね(笑)
>ポイント・オブ・ノーリターンでカーテンから出てくるところですね〜!
>イメージ来まくってます!!(^^♪
さすが!正解です。
かっこいい登場の仕方でウットリしちゃいました。
ラストのキスシーン後も描こうかと思ったのですが
ファントムさんは素顔は描いてほしくないかなぁと思いやめました。
>上手に掛け合ってて感心します(笑)
字幕じゃないと誰が何を歌ってるかわからなくなりそうです。笑
いつか、劇団四季に観に行った時に確認してみようと思います。
>カルロッタは一度見たら忘れることが出来ない
>インパクトがありますよね(笑)
性格はどうあれ!?あの典型的なスターキャラは
一度観たら忘れられませんよね。
そして、愛着がわくのか、かわいく思えてきます。
・・・・・やっぱり、近くには行きたくないですけど。笑
ファントムさんが不憫>
「憑き物」が落ちて正気になったのはいいけど、また「ぽっち」の世界、ですもんね。
歌のシーンは、二人が「オペラ座の怪人」をデュエットしながら初めて地下へ向かうシーンと、イラストの場面から始まる「ポイント・オブ・ノー・リターン」のシーンが大好きです。
メグさんは、最後のパンツルックが凛々しかったです。
(レスに書き忘れました(汗))
ファントムさんの住居>
陰のオーナーですから、大道具さん達に部材は作らせたのでしょう、舟は何かのオペラで使った残り物とか。(笑)
でも、随分と蜘蛛の巣が張りそうな「お住まい」で・・。
一人で「お掃除」してるファントムさんを想像すると和みます。
やっぱりこう、ファントム目線で観ると、マダム・ジリーは霞んでしまうみたいですね…あはは。
今回の再見で、彼女がずっと愛情を持って接していたかハッキリ分かったわけではないんですが、彼の手を引いて逃げるシーンが印象に残っていて、ファントムはそれを愛情と思わなかったのかなぁと考えてしまいました。
彼女の愛情に気付いていれば、終盤の展開も違ったのかもしれないと思うと、ますます切なくなります…。
イラストのジェラルド・バトラー、色っぽくて素敵ですね。まさに”オペラ座の怪人”というシーンで、シーン選びも素晴らしいと思います!
今回もご参加ありがとうございました♪
あっちはファントムよりこじらせてる気がしますが(笑)
>また「ぽっち」の世界、ですもんね。
そうですよね・・・・・。
でも、愛を知ったので、今までとは違う人生を歩めたかもしれませんね。
>陰のオーナーですから、大道具さん達に部材は作らせたのでしょう
わ〜、全くその発想はありませんでした(^^;
孤独な時間を埋めるために必死に大工仕事に励むファントムさん
・・・・を勝手に頭の中に作っていました。
「怪物」のはずなんですけど、
なぜか陰であくせくしてるところを想像して和んでしまいます。笑
史実ではオペラ座には水没した部屋もあるとの事なので
舞台道具などを再利用しているのかもしれませんね。
>彼女の愛情に気付いていれば、
そうなんですよね。
ちょいちょい、マダムジリーがファントムの事を
想ってるシーンがありましたよね。
見つかれば殺人犯になってしまうから
誰にも知られないように匿う以外に方法はなかったのですが、
子供だったファントムには「大人の事情」が理解できず
ジリーにも捨てられたと思ってしまったのかなぁと
勝手に妄想しました。
(もしくは、はっきり口に出して言わないとわからない鈍感さんか・・・・・。)
天使だと勘違いして慕ってくるクリスティーヌに愛情をいだいたのも
必然だったのかな、と思いました。
>イラストのジェラルド・バトラー、色っぽくて素敵ですね。
ありがとうございます。
私の目には常にかっこよく映ってました(^^;
>ファントムとクリスティーヌから、うっかりシャアとララァを連想してしまった
おぉ!!!
すごく合点がいきました!
宵乃さんはシャア嫌いでしたよね?
私はシャア好きなんで
ファントム=シャア説にすごくはまってしまいました!
仮面もつけてますし、
好きになった相手が年下なのにもかかわらず
母性を求めるのもソックリですね。
こうなると、オールバック姿が逆襲のシャアに見えてきます・・・。笑
>あっちはファントムよりこじらせてる気がしますが(笑)
あはは!確かに!!
横入りになって申し訳ありませんが
>仮面もつけてますし、
>好きになった相手が年下なのにもかかわらず
>母性を求めるのもソックリですね。
>こうなると、オールバック姿が逆襲のシャアに見えてきます・・・。笑
ここは笑ってしまいました。
確かに。
最初は「シャアって、格好いいなぁ」と思っていたのですが、
自分の年齢の変化と共に
「苦労しているなー(色んな意味で)」と思うようになりました(笑)
ファントム=シャア説、
考えれば考えるほど、しっくりきてます。笑
>最初は「シャアって、格好いいなぁ」と思っていたのですが、
>自分の年齢の変化と共に
>「苦労しているなー(色んな意味で)」と思うようになりました(笑)
大人になると色々な事が見えてくるようになりますよね。
とはいえ、「ヒーローの書き心地」っていう
百式をイメージしたボールペンを衝動買いしちゃったんですけど。
私はまだまだこじらせてます。笑