宇宙戦争 原題:WAR OF THE WORLDS
製作2005年 アメリカ 監督:スティーブン・スピルバーグ
原作:H・G・ウェルズ
脚本:デビッド・コープ、ジョシュ・フリードマン
出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、
ティム・ロビンス
本作って割と評判悪いですよね(^^;
オリジナル版はおもしろかったので
どこが違うのかと気になりながら観ました。
(今回は地上波吹替え版の鑑賞です。)
(あらすじ)
レイは別れた妻との間に2人の子どもがいるが
子供はレイに全く懐いていない。
子供たちがレイに預けられている時、
町に突然磁気嵐がやってきて稲妻が何度も落ちた。
そして地中から突然トライポッドが現れ
人類を襲い始めた・・・・・。
一応最後まで観ましたが、
あまりドキドキハラハラはしませんでした。
1953年版には出てこなかった墜落した飛行機や、
探し人の掲示板は少し違和感を感じていたのですが
監督は9.11を連想させようとしてたらしいです。
(今となっては津波の衝撃、パニックも
脳裏をよぎってしまいます・・・・・。)
私としては宇宙人に対してなす術もなく
人類が絶望した後に希望の光が見える
パンドラの箱的展開な1953年版はハラハラしたのですが、
本作はやはり主人公がトム・クルーズなだけにか、
人類はなんとかがんばって反撃できちゃいます。
(なんで人を籠に捕まえてたのかは疑問ですが。
・・・・・研究用?もしかして、おやつ???)
もうちょっと頑張ったら人類だけでも
宇宙人と対決できていたかもしれません!?
ダコタちゃんはギャーギャー叫んでいて
少しうるさかったです(^^;
彼女の叫び声で宇宙人の頭が破裂・・・・という
『マーズ・アタック!』的発想から逃れられない
私の脳みそをどうにかしてください!!!
と、グダグダ書きつらねましたが、
私的に少しホロリと来た場面が二つだけあります!
ダコタちゃんがトムパパに
「子守唄を歌って!」とリクエストするんですが
パパは子守唄を何にも知らないんです。
ダコタちゃんが小さくてカワイイ盛りに
パパは一緒にいなかったんだなぁという
トムの表情がとっても切なかったです。
あと、1953年版の主演のお二人が
本作にも登場してたのは嬉しかったです。
こういう敬意の表し方は好きですね〜。
色々とツッコミどころの多い映画ですが
どうしても気になるのが、
なんであの車だけずっと動いていたんでしょう?
元妻の家でお泊りしたときも
磁気嵐来てましたよね?
あれは飛行機が落ちただけ??
でも、飛行機が落ちるって事は
車もまた故障すると思うんですけど・・・・。
それと、あんな人ごみを車で走るのは自殺行為です!
人が少ない道を行くぞ・・・って
誰もが考えるであろうフェリー乗り場に
車で乗りつけちゃダメでしょ(^^;
あの事件が起きたのは自業自得のような気がします。
これはねぇ…ツッコみだすときりがないくらい書いてしまいます。(^^;
トムには一般人役は無理なのではと思います。どうしてもヒーロー扱いされてしまうのでしょう。
親子の絆がうたい文句だったのですが…うーんですし。どこか行った息子はぴんぴんとして出てくるし。私はあのシーンではあの世の境界にいるのではないかと思ってしまいましたよ。
でも子守唄のシーンはよかったですね。息子ともあと少し時間があれば…。
映像は凄かったのに残念で、トムが普通に軍に入っていたらそんなに違和感もなかったのではないかと思います。
ダコタちゃんの叫び声は、確かにマミイさんの脳をシェイクさせたかも知れません。
喉は大丈夫だったのかな。凄すぎて浮いてましたけど。(>_<)
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
このトムはヒーローという印象は無かったですね〜。判断力もないし、父親としても微妙だったし、ダメダメな印象しかないです。
子守唄のシーンは切なかったですね。こんな時だからこそ、自分が見過ごしてきたものの大切さに気付く…。
オリジナルもいつか観たいです!
トラックバックもありがとうございます。
>トムには一般人役は無理なのではと思います。
ですね。
トム・クルーズとラッセル・クロウはダメ男や凡人役は
頭が受け付けません(^^;
>親子の絆がうたい文句だったのですが…うーんですし
お兄ちゃんとの別れが唐突すぎました。
あんなに不信感抱いていた父親に
大事な妹を託そうとするなんて考えられません!
パニックの回避の仕方を見よう見まねで簡単にできるのも
すごく嘘くさく感じてしまいました(>_<)
これだったら、最初っから父と娘だけのお話にしてた方が
良かったような気がします。
ダコタちゃんの叫び声・・・・私は子供のころから
驚いた時に「キャー」って叫んだことがないので
よくあんなに叫べるなぁと思ってしまいました(^^;
トラックバックもありがとうございます。
主人公の設定やお話の展開がオリジナルとは違ったので、
それなりには楽しめましたが色々と気になってしまいました(>_<)
>判断力もないし、父親としても微妙だったし、
>ダメダメな印象しかないです。
最初は自分たちだけ助かるために車を盗んだりとか
ダメ男感は出してましたね。
(まあ緊急時だから仕方がないところもありますが・・・。)
でも、お兄ちゃんと別れたあたりから急激に変わりだして
あまりの変貌ぶりに嘘くさく感じてしまいました(^^;
私は純粋なSFを楽しみたかったから
中途半端な家族愛を絡めようとした本作がダメだったのかもしれません。
>こんな時だからこそ、自分が見過ごしてきたものの大切さに気付く…。
あの時のトムの表情はさすがだな、と思いました。
オリジナルは特撮効果や画質はしょぼいですが(^^;
その分脚本を十分練りこんでいる感じがします。
BSで古典SF特集とかやってほしいですよね。
僕はこの映画、大好きです!!
トムクルーズが大好きってこともありますが、
この映画の音は凄くて(笑)
皆さんとは違う価値観で見てるかも??(^▽^;)
雷のシーンや地面からロボット?が出てくるシーンは
家が壊れるくらいの低音が入ってて凄いんです♪
今でもチョコチョコ見てますが、通して見たのは
数年前に遡ります(笑)
ダメ親父が頑張ってまともになっていくのも
良かったと個人的には思ってます!!(^^♪
>雷のシーンや地面からロボット?が出てくるシーンは
確かにすごい音ですよね!
ダコタちゃんの声はサラウンドではどうだったのか、
ちょっとだけ気になってます(^^;
トムがダメ親父役だったのは私には衝撃でした。
トムにはいつまでもキラキラしててほしいっていう
勝手なおしつけがあります(^^;
私の頭が固いのかもしれません(>_<)