フロム・ダスク・ティル・ドーン
原題:FROM DUSK TILL DAWN
製作1996年 アメリカ 監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョージ・クルーニー、クエンティン・タランティーノ、
ハーヴェイ・カイテル、ジュリエット・ルイス、
サルマ・ハエック、トム・サヴィーニ、ダニー・トレホ
一応犯罪ものにジャンル分けしましたが、
後半は全く違うお話になってしまうので
純粋な犯罪ロードムービーが観たいヒトは
観ない方がいいです。
(あらすじ)
セスとリチャードの兄弟は銀行強盗をして
メキシコに逃げる途中であった。
途中で牧師一家を人質にして無事に国境を越え
トラッカーやバイカーが集う派手なバーで
一夜を過ごすことになるが・・・・・。
兄のセスを演じるジョージ・クルーニーが
クールでかっこいいです!
それにひきかえ弟のリチャードは・・・・・
タランティーノが「素なの?」ってくらい自然に
キレやすいド変態っぷりを好演しています。
ホント、タランティーノは胡散臭いキャラを演じたら
右に出る者はいませんね!笑
逃走劇でガンファイトもあり、流血もありますが、
後半はそんなものではありません。
か〜な〜り、悪ノリしちゃってますので
下品なのやグロいのが苦手な人は御注意を!
待ち合わせ場所となった「ティッティ・ツイスター」は
ティッティ=オッパイって事で
布きれ一枚だけのオネーさんが机の上で踊ってます。
よびこみのオッチャンも何回「プッシー」って言ったか
覚えてないくらい連呼してました。
こういう淫靡さ、いい意味での下品さは
ロドリゲス監督の持ち味であると思います。
花形ダンサーのサルマ・ハエックがこれまた
ナイス・バディでグッとくるいい女なのです!!
タランティーノの口に自分の足の指をつっこんで
膝からビールたらして飲ませてましたが
彼女からそうやられたら、飲んでもいい!
・・・かもしれないと思う私も変態ですね(^^;
そうこうしているうちに物語は狂乱の宴へと
変わっていくわけなのですが、
たまたまバーにいあわせたトム・サヴィーニ演じる
その名もセックスマシーンがかっこよかったです。
トム・サヴィーニは元々特殊メイクの人なんですね。
股間にふっとい銃身と2個の回転式弾倉?を備えた
オリジナルの銃がステキでした。
こういう所を楽しめるかどうかが、
この作品自体を楽しめるかのターニングポイントだと思います。
後半は終始こんな感じですから。笑
そうそう、今回はダニー・トレホの出番が少なくて
私的にはちょっと残念でした。
まあ、強面の顔の割にすぐにやられちゃうのも
ダニー・トレホの持ち味の一つなのですけど。笑
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