2012年04月01日

借りたものは返す


レポゼッション・メン 原題:REPO MEN
製作2010年 アメリカ 監督:ミゲル・サポチニク
原作:エリック・ガルシア
脚本:エリック・ガルシア、ギャレット・ラーナー
出演:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー、
リーブ・シュレイバー、アリシー・ブラガ


『ガタカ』で完璧な近未来の男を演じたジュード・ロウが主演の
近未来SFということで観てみることにしました。

(あらすじ)
人工臓器によって延命が可能となった近未来、
人々は高額なローンでユニオン社の臓器を買っていた。
そしてローンを滞納した人は臓器回収人レポメンによって
生きたまま臓器を取り出されていた。
優秀な回収人のレミーは事故により自らも人工心臓を入れられ・・・。


最近作られた作品にもかかわらず、未来の描写が非常に甘いのです!
車はいまだにイグニッションキーのままだし、
メスも古典的なもので、コンピューターはほとんど出番がなかったです。
その割には縫合は糸ではなく、接着剤的なものでくっつけてました。

メスで皮膚を切開して臓器を取り出すシーンが多くあります。
臓器はメタリックなのですが、血がダラダラでるので
(血だらけのメスを口にくわえるのはやめて〜!笑)
流血が苦手な人はご注意ください。

お話も矛盾というか、
設定が現在の倫理観のほとんどない世界を描いていて
今まで散々ひどい事をやっていた主人公が
自分が同じ身になったからって急にそんな事できないなんて
言い出すので、あまり共感できませんでした。
ラストもかなり無理やりでしたし。

私は今まで借金をする事はなかったので
滞納した経験はないです。
だから、借りたものは返さないといけないと思うんですけど
そこのところはどうなんでしょうね?
もちろん、法外な金利をふっかけてくる企業もどうかと思いますけど。
posted by マミイ at 11:22| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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