素晴らしき哉、人生! 原題:IT'S A WONDERFUL LIFE
製作1946年 アメリカ 監督:フランク・キャプラ
原作:フィリップ・ヴァン・ドレン・スターン
脚本:フランセス・グッドリッチ、アルバート・ハケット、
フランク・キャプラ
出演:ジェームズ・スチュワート、ドナ・リード
3月のブログDEロードショーの作品です。
古い作品にもかかわらず、ネットレンタルでは
結構借りられていて(まあ、在庫が少ないっていうのも
ありますが・・・・・)
今でも人気の作品なのだなぁと思います。
(あらすじ)
ジョージは小さなころから不器用ながらも
まっすぐに生きてきた。
貧しいながらも家族に囲まれ幸せに暮らしていたが
会社の金が紛失し、ジョージは自殺しようとする。
そんな彼の目の前に天使が現れ・・・・・。
↑のあらすじでは天使の事を書きましたが、
まずはジョージがどんな人間なのかということを
延々と説明しており、天使はなかなか出てきません。
(天使って言ってもとぼけたおっちゃんですし。笑)
私的には超鈍感男のジョージはイライラしてしまうので
好みのタイプではありません。
なんでこんな男がいいのか・・・・・・と
実はメアリーの事を不思議に思っていました。笑
でも、自分の事を考えずに常に周りの人の事を考えている
ジョージだからこそ、メアリーは好きになったのですね。
(メアリーの気持ちを考えてないよというツッコミは
無視します。笑)
自分はダメな人間だ。いなくなった方が幸せになるに違いない
・・・・・誰でも一度や二度、いや、数えきれないくらい
考えた事があると思います。
でも、そんな時に気づいてほしいです。
自分がどんな人間で
周りからどんなに愛され、必要とされているのかを!
・・・・・今日、この映画を観る前に
小2の長男とケンカして
「母さんはボクのこと邪魔だと思ってるでしょ?」と
言われたので、普段より熱くなってるかもしれません。
私の大好きな漫画の一つ、高屋奈月さんの
『フルーツバスケット』のお話の中で
人間を「おにぎり」に例えたお話があるんです。
全てのおにぎりにはそれぞれ個性的な具があるのに
具は背中についているので自分には見えないのです。
そして、自分の具に気づくことなく
他の人ってすごいなぁ、自分はダメだなぁって思ってるって。
(・・・・・うまく説明できてないですね(^^;
とってもいいお話なのでぜひとも読んでみてください!)
あ、話がとってもずれてしまいましたね。
とにかくうまくいかない事が多くって
自分はダメな人間だって思った時、
周りが自分をどう思ってるか考えてほしいです。
そして、わからなかったら(多分、そういう時は
悪い事しか思い浮かばないでしょうし)
ぜひとも周りに聞いてみてください。
そして、自分がどんな人間であるかを
改めて気づいてください!!
あなたはとっても素晴らしい人間なんです。
生まれてきてくれて、ありがとう!!!
メアリーは子供のころからジョージのことを好きだったようですけど、なかでも薬剤師さんのミスをかばって殴られるというエピソードも彼女が彼を好きになった部分の1つだと思います。
自分をおにぎりに例えるのも面白いけど、いいえていますね。自分のことはよくわからないけど、他人にはわかることはよくあると思います。特に自分のとは判っている!という人であればあるほど、実は人とはずれていっているのかも。
自分のことも客観的に見れればいいんですけど…難しいですねぇ。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきます。
わたしも思ってました!
子供の頃はあれで可愛いですけど、大人になってからはイライラする方が強いですよね〜。
『フルーツバスケット』はわたしも大好きで、おにぎりの話が懐かしかったです。この作品から連想するとは、さすが!
わたしはあの中では、おさるさんと同じタイプです(笑)
気持ちが落ち込んだ時、まずは周りを見回してみる事って大事ですよね〜。
今回もご参加ありがとうございました!
最初のエピソードの頃は実はお話にあまり入りこめてなかったのですが
よくよく考えてみると、
自らの命の危険も顧みずに弟を助けるために氷の池に飛びこむとか
殴られるのを承知で薬のおつかいをやらないとかは
ジョージがあまりにも当たり前にやっているので
普通の事のように思っていましたが、
なかなかできる事ではないですよね。
表面的な事だけじゃなく、ちゃんとメアリーは見ていたんですね。
幼馴染で結婚ってすごいなぁと思います。
>自分のことも客観的に見れればいいんですけど…難しいですねぇ。
自分を客観的に捕らえるって難しいですよね。
自分がどういう人間か考えるって普段はやらないですが
こういう映画で再確認できるっていいと思います。
ジョージほどできた人間ってそんなにはいないでしょうけど、
ジョージだって超鈍感で、全てにおいて完璧!ってわけではないですし。
ジョージの超鈍感さにはイライラしちゃいましたよね!笑
宵乃さんはフルバご存知でしたか!さすが!!
りっちゃん親子は密かに好きです。
(ちょっとホラーテイストですけどね。笑)
気持ちが落ち込んでしまった時、周りを見まわすだけでなく
周りに頼って、助けてもらっていいんだと思います。
(私はいつも子供達に助けてもらってばかりです。)
甘えてばかりではいけないけれど、
人を頼る、助けを請うって難しくないですか?
人と人とのつながり、絆の大切さを再確認できる
とってもいい映画でした。
遅くなって申し訳ありません。
人と人との関わりあいの大切さを
改めて感じる映画ですね。
人が助けを求めてるとき
手を差し伸べられる
そんな人になりたいですね
これからも
よろしくおねがいします
コメントありがとうございます。
>人と人との関わりあいの大切さを
>改めて感じる映画ですね。
因果応報という言葉は行いが悪い時に使われることが
多いですけど、善い行いをしている時にも使うのだなと
この映画を観て改めて思いました。
>人が助けを求めてるとき
>手を差し伸べられる
>そんな人になりたいですね
見返りを期待してするのではなく、
自然と手を差し伸べられる人間になりたいです。
とても素敵な映画を選んでいただいて
ありがとうございます。