ダスト 原題:DUST
製作2001年 イギリス・ドイツ・イタリア・マケドニア
監督:ミルチョ・マンチェフスキー
脚本:ミルチョ・マンチェフスキー
出演:ジョセフ・ファインズ、デビッド・ウェンハム、
エイドリアン・レスター、アンヌ・ブロシェ、
ニコリナ・クジャカ、ローズマリー・マーフィ
「そのスピードで」の犬塚ケンさんに
本作のデビッド・ウェンハムはシブいという事を
教えてもらったので、観る事に決めました。
エッジは古いアパートに空き巣に入るが、留守だと
思っていた部屋には老女アンジェラがいた。
驚くエッジにアンジェラはルークとイライジャという
兄弟の数奇な運命について語りだし・・・・。
まず、おとぎ話がダメな人というか
ストーリーにツッコミをいれたがったり
前後のつながりの意味を考えるような人は
この映画には向いていないと思います。
語り手は棺桶に片足つっこんでいるけど
空き巣をヒヨッコ扱いするようなおばあちゃんなので
エッジだけでなく観客も含めた聞き手が
エッ!?と驚くようなお話になる時があります。
過去の事実というのはそれを体験した人から聞くしか
方法がなく、話をする時にはたとえ無意識だとしても
必ず話し手の主観が入ってしまうものだから
同じ事実について10人が話をすると
10通りのお話ができるのだと思います。
そして、10通りのお話全てが真実だと思います。
そう考えるとなんだか不思議な気持ちがします。
デビッド・ウェンハムはカウボーイ姿が似合ってました。
理由なしには殺さないけれど、愛するより殺すほうが似合う
・・・・・・・シブいです。
『ムーラン・ルージュ』にも出ていたんですね。
前に観た事はあるけれど、ブログには書いていないので
再見してみようと思います。
ジョセフ・ファインズはドラマ「LOST」のリチャード役
ネスター・カーボネルに似ていると思うのは私だけ???
まあ、本作に出てくるリリスとネダという女性は
一人二役なんだろうなぁと勝手に思っていた私は
多少相貌失認の気がありますが(^^;
アンヌ・ブロシェは地味顔ながら妖艶さも
あわせもっていました。
お話の事を考えていたら
「ストーリー」という女性が出てくる
M・ナイト・シャマラン監督の
『レディ・イン・ザ・ウォーター』も思い出しました。
無粋なツッコミなどいれず、お話に入りこむ事が
人生を楽しむコツなのかもしれません。
こちらにもコメントさせてもらいます。
さっそく『ダスト』を御覧になったんですね〜!
オススメしたのを見てもらえると、嬉しいです。
ただ薦めておいてなんですが、話の内容はまるで覚えていません(笑)。
とにかくデイヴィッドが男っぽくてカッコよくて、
もっとたくさん出演作が見たいなあと思ってたら、
国際的にはあんまり人気が出ず、さびしい感じです。
いま、カウボーイ姿が似合う俳優なんて、そういないと思うんですけど。
兄弟同士が戦う話も好きですね〜。
自分の子供時代を思い出します(笑)。
>話の内容はまるで覚えていません(笑)。
私もそのうちに忘れてしまいそうです。
でも各人が好きなように話を紡いで構わないはずです!?
>とにかくデイヴィッドが男っぽくてカッコよくて、
本当にステキでした。
カウボーイハットに無精ひげが似合いますね。
兄弟同士で戦う・・・・男の宿命なんですかね。
うちもなんだかんだ言って毎日わ〜わ〜騒がしいです。
これと似た構成(だと思う)では「きみに読む物語」の方はだいたい覚えてるんですけどね・・・。
あらすじをまとめても思いだせない作品ってありますよね。
あと、覚えてると思っていても、再見してみたら
全然違うお話だったとか・・・私だけかもしれませんが(^^;
一癖も二癖もあるようなおばあさんが語り手だったので
お話もちょっとひねりがありました。
あっちこっち脱線したりするので
ちょっと覚えにくいストーリーだと思います。