エスケープ・フロム・LA
原題:JOHN CARPENTER'S ESCAPE FROM L.A.
製作1996年 アメリカ 監督:ジョン・カーペンター
脚本:ジョン・カーペンター、デブラ・ヒル、
カート・ラッセル
出演:カート・ラッセル、ヴァレリア・ゴリノ、
スティーブ・ブシェミ、ピーター・フォンダ
1981年製作の『ニューヨーク1997』で
スネーク・プリスキンに心を奪われた私が
ずった観たかった作品です。
15年経っても変わらぬスネークがいてくれて
とっても嬉しかったです!
(あらすじ)
2000年に起きた大地震によりLAが島となった事により
現在は流刑地となって犯罪者であふれていた。
2013年、大統領の娘が機密装置を盗みLAに逃亡、
スネーク・プリスキンは装置の奪回を依頼され、
体内に致死性のウイルスを注入される・・・・・。
無精ひげすらかっこいい、スネークは男の中の男です!
彼の伝説の凄さは本作だけでも十分伝わってくるはず。
そして、「案外背が低いのね。」とか「伝説の男も
今では落ち目さ。」とか自虐ネタもたっぷりで
楽しませてくれました。
いきなりバスケとかサーフィンとかが始まり
爽やかスポーツムービーの一面もあるのがご愛嬌。
アメリカ人の好きなものがてんこもりです。笑
ピーター・フォンダもちょっとしか出てないですが
いい味出してます。
CGがチープに見えるのもきっとわざとです!?
そして犯罪者が「幸福の国」を作ったアナハイム、
そこには何があるか、知ってる人は知ってますよね。
変わり果てたあのランド・・・皮肉もたっぷりです。
他にも美容整形社会を批判したようなキャラもいて
B級映画ではあるけれども、
アメリカの明と暗を実はしっかり描いているのかも。
ラストも普通の映画とは一味違います。
カート・ラッセルがホントかっこいいんです。
敵に捕まった時になぜかルームランナーにつながれて
ずっと走らされたりしてるんですが
そういうおちゃめな部分もひっくるめて
スネーク・プリスキンが大好きです!!!
今はこういう泥臭い男っていなくなっちゃいましたね。
まあ、実際に近くにいるとやや暑苦しいですが。笑
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一度しか観てないけど、強烈でした。狙ったチープさがいいんですよね〜。
ルームランナーにつながれてるシーンは覚えてないなぁ。いつか『ニューヨーク1997』を見たら、こちらも再見したいです!
こういうSFは好きですねぇ。
「ニューヨーク1997」の続編とは言われていますけど、どう観ても、もう一度遊び心満載でリメイクしたと思います。(^^)
昔のも好きですけどね。
ピーター・フォンダが登場したのはびっくりでしたね。
トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
スネーク、強烈ですよね。笑
こちらはキャラが確立してる分、遊びの部分も見られましたが
基本的にはどちらも同じつくりみたいですね。
シリーズものだからと続けて観たら
ちょっと飽きちゃうかもしれません^^;
あのチープさは絶対に狙ってますよね。
俳優さん達も楽しんで演じてるようにみえました。
トラックバックもありがとうございました。
>どう観ても、もう一度遊び心満載でリメイクしたと思います。
時代の流れを忘れさせてくれるほど、
やってる事は変わっていませんでしたね。
そんなスネークが素敵で好きなのですけど。笑
ピーター・フォンダには驚きました。
あと、ヴァレリア・ゴリノが気を抜いた瞬間にやられて
スネーク以外のキャラの扱いの軽さに驚きました。
スネークの、スネークによる、スネークのための
映画と言っても過言ではないかもしれません!?