2012年01月30日

人を呪わば・・・・・


スティーブン・キング 痩せゆく男 原題:THINNER
製作1996年 アメリカ 監督:トム・ホランド
原作:スティーブン・キング
脚本:マイケル・マクダウェル、トム・ホランド
出演:ロバート・ジョン・バーク、ジョー・マンテーニャ


スティーブン・キングの・・・と枕詞がつくと
実はそんなに面白くない作品が多いような気がします。
この作品は・・・・う〜ん、それなり、でした^^;


(あらすじ)
肥満体の弁護士ビリーはある晩ジプシーの老女を
車でひき殺してしまうが、事件をもみ消してしまう。
無罪になったビリーの元にジプシーの老人が近づき
「痩せてゆく」と一言言い去って行った。
その後ビリーはみるみるうちに痩せていき・・・・。


呪いうんぬんはまあ、それなりに怖いんですけど
やっぱり人の怨念、情念が怖いですね。
・・・「呪い」は人の思いが悪い方に特化されたものか。
ビリーは呪いにかけられちゃうんですけど、
途中から明らかに性格が変わっていっちゃいます。
外見の変化よりも内面の変化の方が怖かったです。
作法なんて知らなくっても
人を恨めば呪えちゃうのかもしれませんね。
しかし、人を呪わば穴二つ・・・・・・
結局恨んだり呪ったりするとドロドロの
泥仕合になってお互いが不幸になってしまいますね。

ビリーは最初はかなりの小太りおじさんだったので
急激に痩せていく映像はそれなりに怖いけれど、
痩せていると言えば、私の中で「マシニスト」の
クリスチャン・ベールがトップなので
(多分特殊メイクなしだったと思います。)
痩せた時の衝撃がそれほどなかったのは残念でした。


ビリーの依頼人で無罪にしてもらった男の役で
ジョー・マンテーニャが出ていたので嬉しかったです。
「クリミナル・マインド」でロッシ捜査官役だったので、
本作でFBI捜査官のふりをしていたのが、
ビミョーにハマっていました。笑
私はこの人の声がすごく好きです♪
ウインクするのもステキなんです。
posted by マミイ at 12:25| 大阪 ☁| Comment(8) | TrackBack(1) | ホラー・パニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よく俳優さんが役作りの為に、痩せるのを見ますが、こちらも演技のために痩せたのでしょうかね?
最近はCGの力もかりたり出来るのでしょうか?

呪い系・・・・子供の間で流行ってるので、どうなの?って思ってましが・・・(自分は怖くて見れない)(*_*)マミイさんもご覧になりますか?
Posted by かえるまま21 at 2012年01月30日 14:11
かえるままさん、こんばんは。

本作の俳優さんは少しガッチリタイプですので
多分特殊メイクで痩せてると思います。
クリスチャン・ベールは本当に役作りのために
54キロまで痩せて、その後バットマンになるため
半年で86キロのマッチョボディにしたみたいです。
(ちなみに身長は188cmらしいです。)

女優さんもCGというか、写真など
多少は加工されてるみたいですね^^;

私は小心者なので怖すぎるホラー映画は観れません(>_<)
絶対にレンタルしようとは思わないです。
この映画の怖さは許容範囲内です。
日本のホラー・・・特に「呪怨」の
あの白い子供は怖くて画面を直視できないです。

「ゾンビ」や「死霊のはらわた」も観てみたいんですけど、
怖くてまだ観れてないです。
(一緒に観てくれる人もいないし。)
Posted by マミイ at 2012年01月30日 18:31
こ、こんばんは。(@@)

マミィさんの記事にトラックバックをしようとして、レビューを書いたまま投稿もせずそのままにしておいたことが発覚しました。(^^; な、なぜ。

明日(もう今日だ)にでも今のブログの体裁に直してから、再度押しかけることにいたします。
記事を上げていただき、ありがとうございました。(^o^)
Posted by 白くじら at 2012年01月31日 00:52
白くじらさん、おはようございます。

>レビューを書いたまま投稿もせずそのままにしておいたことが発覚しました。
私は「バロン」のレビューを書いたつもりになっていたのですが
書いたのに投稿してなかったんですか(@o@)
それはビックリですね!
私も白くじらさんはレビュー書いてるかなぁ・・・と思って
レビュー一覧で「す」と「や」を探してたんです。
レビュー、楽しみにしてますね〜♪
Posted by マミイ at 2012年01月31日 06:57
こんにちは。
いゃぁ、おかげで埋もれることなく日の目を見ました。(^^;

キングものは好きなのでいろいろと観ていますよ。
この作品も好きなタイプでしたが…やっぱりいろいろとツッコミたくなるところは多いですね。(^^)
ただ、太るよりも痩せることの恐怖を見せてくれたのは逆転の発想だったと思います。
確かに痩せる過程より人間の心情の変化の方が怖いですねぇ。

「す」ってなんだろうって思ったら「スペル」でしたか。(^^)

トラックバックさせていただきました。
Posted by 白くじら at 2012年01月31日 23:05
白くじらさん、おはようございます。

アメリカ人は太っている人が多いから
「痩せたい」って思っている人ばかりなんでしょうね。
私も「痩せたい」って思いながらお菓子食べてますが^^:

最初に喜ばせておいてその後地獄に突き落とした方が
落差が倍以上になって復讐する側としては
してやったりでしょうね。

ビリーや判事さんは最初から性格的に悪く描かれていたので
やられても自業自得的な面もありますよね。
あの後、どうなったんだろう・・・と思うと
身も凍ります(>_<)

>「す」ってなんだろうって思ったら「スペル」でしたか。(^^)
なんとなく「呪いもの」を連続で観てしまいました。
似ている部分と違う部分あってなかなかおもしろかったです。
Posted by マミイ at 2012年02月01日 06:10
やっぱり「マシニスト」の痩せ方と比較してしまいますね。
確かに衝撃は少ないけど、不健康に痩せるよりはいいかなぁ。
頑張って、特殊メイクと演技でカバーしてたと思います。

キングものは外れが多いけど、これは結構楽しめました。

>「クリミナル・マインド」でロッシ捜査官役だったので

そうだったのですね!
わたしも妙に似合っているなぁと思っていたんです。
他の人たちがドロドロの復讐合戦をしてるから、義理堅い彼がちょっといい人に見えちゃいました(笑)
笑顔がステキでした!
Posted by 宵乃 at 2013年09月02日 16:19
宵乃さん、こんばんは。

>不健康に痩せるよりはいいかなぁ。
>頑張って、特殊メイクと演技でカバーしてたと思います。
役者さんも健康第一ですよね。
この映画は痩せゆく事よりもビリーの精神的な怖さが
印象に残っています。

>キングものは外れが多いけど、これは結構楽しめました。
原作は読んだことがないのですが、
映画ははずれが多いですよね(^^;
キングの・・・と言われるとちょっと構えてしまいます。

>他の人たちがドロドロの復讐合戦をしてるから、義理堅い彼がちょっといい人に見えちゃいました(笑)
>笑顔がステキでした!
シブいですよね!
確かに、主人公がすごい性格だったからいい人にみえますよね。笑
Posted by マミイ at 2013年09月02日 21:12
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痩せゆく男
Excerpt: 白人の男よ、清い心のままで死んでいけ。 1996年(Thinner)製作国:アメリカ監督:トム・ホランド原作:スティーヴン・キング製作:リチャード・P・ルビンスタイン、ミッチェル・ゲイリン製作総指揮:..
Weblog: MOVIE-DIC
Tracked: 2012-01-31 22:55

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