地球最後の日 原題:WHEN WORLDS COLLIDE
製作1951年 アメリカ 監督:ルドルフ・マテ
原作:エドウィン・バルマー、フィリップ・ワイリー
脚本:シドニー・ボーム
出演:リチャード・デア、バーバラ・ラッシュ、
ピーター・ハンソン
昔のSFが気になったので見てみました。
ミニチュア感とかたまりませんね!
(あらすじ)
アフリカの天文台で地球に急接近する2つの惑星が
発見され、依頼を受けた飛行機乗りのランドールは
アメリカのヘンドロン博士にデータを届けた。
ヘンドロン博士は計算に間違いがない事を確認、
1年以内に地球が爆発するため、
地球から逃げるためのロケットを作成するように
提案するが・・・・・。
人形劇みたいなロケット、
そして、ミニチュアどころか
完璧に「絵」とわかる背景。
すべてがステキです。
一応、新世界へのノアの方舟といった
壮大なお話のはずなのですが
つっこみどころ満載!
ひたすら隠されていた機密を
いきなりポロリと言っちゃうヘンドロン博士の娘、
途中で主人公ランドールが
「なぜ俺が選ばれたのか?」と苦悩するけど
観てるこちらもさっぱりわかりません。笑
子供が気に入ってるから・・・と
貴重な家畜をあきらめ野良犬を乗せちゃうし
彼女がロケットに乗れないから自分も乗らないという
男性に対して、彼女も乗れるようにしたり・・・
とヘンドロン博士父娘は私情入りまくりの人たちでした。
人類の希望がかかっているわけなのですから
もっと冷静に、冷酷に判断していただきたいです。
・・・と、色々つっこみをいれましたが
『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』など
後の作品に影響を与えたんだなぁということは
ひしひしと伝わってきました。