2012年01月19日

ゲームの達人になるためには

探偵<スルース> 原題:SLEUTH
製作1972年 アメリカ 
監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
原作:アンソニー・シェイファー
脚本:アンソニー・シェイファー
出演:ローレンス・オリビエ、マイケル・ケイン


先にケネス・ブラナーが2007年にリメイクした
作品を観た事があり、オリジナルの方がおもしろかった
という意見が多かったので観たかった作品なのです。
(2012年1月現在、DVDは発売されていないようです。)


(あらすじ)
マイロという男が館の主ワイクに呼ばれ
ある古めかしい大きな洋館を訪ねる。
マイロはワイクの妻と浮気をしているのだが、
ワイクはマイロに「ゲームをしよう」と
自分の宝石を盗むようにもちかける・・・・・。


洋館がすっごく豪華でした。
お庭に迷路まであるんですよ。
・・・・思わず『シャイニング』を
思い出してしまいましたが^^;
中の調度品やアンティークの人形もあいまって
これから始まるゲームの怪しげな雰囲気が
伝わってきます・・・といっても
ホラーな展開にはならないからご安心を!笑

元々は舞台劇だったようで、調べていたら
劇団四季でも演じられたことがあるみたいです。
映画では大きな庭や屋敷のさまざまな部屋が楽しめて
よかったですが、基本的に2人の会話が主体です。

ゲームを仕掛けている方は
相手を自分の掌の上で転がして精神的優位に立ち、
相手の慌てふためくさまを見てほくそ笑んでいます。
かなりえげつないゲームなので
仕掛けられた方はそりゃあ恨みますよ^^;

スルースというのは「探偵」という意味の単語です。
別に探偵が出てくるわけではないです。
まあ、ワイクの職業は推理小説の作家なので
事件のトリックや探偵稼業には詳しそうでしたが。


マイケル・ケインはリメイクではワイク役でしたが
今回は若者マイロ役です。
やはり、若い!スーツもパリッと着こなして
とっても魅力的ですね。
ワイクが嫉妬するのもわかります。

ゲームはあくまでもゲーム。
のめりこんだ方が負けなのです。
結局負けたのはどっちなのかなぁ・・・・・。


リメイクはお話を覚えていなかったので
ネタバレサイトで確認したのですが^^;
終わり方が全然違いました。
自分の感想にも「あの終わり方はなんだかなぁ・・・」
と書いていましたが、オリジナルはそんな事は
思わなかったので、やっぱりオリジナルの方が
おもしろいかもしれません。
どんでん返しの連続にもだれなかったですし。
(話の筋を知ってたからかもしれませんが。)
posted by マミイ at 11:33| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サスペンス・ミステリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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