ロープ 原題:ROPE
製作1948年 アメリカ 監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:パトリック・ハミルトン
脚本:アーサー・ローレンツ
出演:ジェームズ・スチュワート、ジョン・ドール、
ファーリー・グレンジャー
実際の事件が元になっているそうです。
今ではそう珍しくないですが、
当時はセンセーショナルだったろうなぁと思いました。
・・・・・簡単に人が殺されてしまう
嫌な時代になってしまいましたね。
(あらすじ)
ブランドンとフィリップは自分たちの優位性を
証明するためだけに完全犯罪をもくろみ
友人のデビッドを絞殺する。
そして、デビッドの死体を隠した部屋で
彼に縁のある人物を招いてパーティをするが・・・。
悪趣味極まりないですね。
殺人の動機も、自分たちは周りの人物よりも
優れていると錯覚していることも。
みていてイラッとさせられる人物を
ジョン・ドールが見事に演じていました。
こういう内容はどうしても被害者側に感情移入を
してしまうと思いますが、それらの感情を無視して
犯人たちの満足げな表情を撮り続ける監督も
悪趣味だと思いました。
あのロープの使いかたなんて!
この部分はフィクションですが
(実際は死体を外に捨てた事により発覚したそうです。)
遺族がそれを知った時にどう思うか・・・などは無視、
というか、その反応が犯人を喜ばせるのかと思うと
虫唾が走りました。
今は「24」形式と言った方がわかりやすいかしら。
映画の時間進行と実際の時間進行が同じで
事件が発覚するかどうかのドキドキやスリルが
味わえるのかもしれませんが
犯人に感情移入する人はこの作品では
あまりいないと思われるので
結局鑑賞後は後味の悪い、気持ち悪〜い感じになりました。
この映画、昨年の大みそかに見まして、かなり後味悪かったです(爆)
>悪趣味極まりないですね。
>犯人たちの満足げな表情を撮り続ける監督も
>悪趣味だと思いました。
>犯人を喜ばせるのかと思うと虫唾が走りました。
>映画の時間進行と実際の時間進行が同じで
>結局鑑賞後は後味の悪い、気持ち悪〜い感じになりました。
本当にそうですよね〜。
ヒッチさんが悪いんですよネ〜。
もう何とも言えませんわ〜!
忘れたいけど、こういう作品に限って、詳細隅々まで思い出せるんですよね〜しかも大晦日だし(爆)
ヒッチさんも、いろんな作品を撮りたい、普通の人間だった、という事だと思います♪
(後の名作と言われる作品の数々の前に、こういう時代があっても仕方なかったのかな?って感じです)
マミイさんも早く別の作品を見て、お口直しなさって下さいね☆
本当にそうですよね。
監督と同じ様に、撮影の手法のみを観てこの作品を評価している人もいるので驚いてしまいました。それでも、多くのひとには向かない作品でしょう。
犯人役の嫌〜な笑い方が今でも目に浮かびます。
私はヒッチコック監督の作品、
実はあんまり好きではないんです。
確かに、それまでにはなかった
色んな手法を編み出したとは思うのですが・・・
この作品は本当に悪趣味の最たるものだと思いました。
大みそかに鑑賞だなんて・・・このままでは
やりきれなく、終われませんよね!笑
私はこの後、好きなゲームに没頭してお口直しをしました。
当時としては革新的な手法であったかもしれませんが
ショッキングな事件を自分の名声の為に
利用したとしか思えませんでした。
どんなに技術がすばらしいとしても、
人の気持ちに寄り添った作品を作ってもらいたいです。
なるほど。
見たい様な見たくない様な?
でも、皆さんご覧になってるのですね。
有名だったのでしょうかね?
かえるままもヒッチコックの映画はちょっと苦手かもです。
不気味なコワさですね。
インパクトが強いコワさです。
とにかく観終わった後にスッキリはしないので
オススメはあんまりできません^^;
NHKのBSで放送されたから皆さんご覧になってるのかも。
(私もBSの放送で観ました。)
ヒッチコック監督は色んな撮り方を編み出したことは
本当にすごいと思うのですが、
お話の内容や終わり方はモヤモヤする事が
多いような気がするので、世間の評価ほどには
好きになれせん^^;
(たまたま私が観たのがそうだったのかもしれませんが。)