2011年10月27日

過去からは逃れられない


トリコロール 青の愛 原題:TROIS COULEURS: BLEU
製作1993年 フランス・ポーランド・スイス
監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
脚本:クシシュトフ・キェシロフスキ
出演:ジュリエット・ビノシュ


フランスの標語「自由・平等・博愛」をテーマにした
三部作の一作目らしいです。
青は自由がテーマなのだそうです。

(あらすじ)
ジュリーは作曲家の夫と愛娘を交通事故で亡くしてしまう。
失意のジュリーは家を手放し、過去と決別して
新しい生活を始めようとするが、
頭の中には夫がし残した交響曲が鳴り響き・・・・・。


自由・・・と言われても実はピンときませんでした。
どっちかというと
過去から逃れようとしても
自分の人生から逃れる事は誰もできない。
つらい事やどうしようもない事が起きてしまったら
時間はかかるかもしれないけれど、
全てを受け入れて前に進んでいくしかないんだと
いう思いを感じました。


シネフィル・イマジカの解説によると
監督は聖書の「十戒」が現代では
どのように作用しているかを描こうとしたらしいです。
で、ウィキペディアで十戒について調べてみましたが
う〜〜む、こちらもあまりピンときませんでした。

映像は青がとてもキレイでした。
ちっちゃいシャンデリアみたいな飾りが
すごく素敵でした。
青のイメージ・・・・・寒色だから
やはり冷たいが一番に思い浮かびますね。
冷静で気品ある女性をジュリエット・ビノシュが
好演してました。


お次はジュリー・デルピーが出ている
『トリコロール 白の愛』です。
posted by マミイ at 22:07| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

これはボクにとって大事な作品ですね〜。
たまに劇場でかかれば、必ず見に行きます。

「自由・平等・博愛」とか「十戒」とか、あまり気にしたことはないです。
何度見ても、ビノシュの自己満足演技に圧倒されます……。

>映像は青がとてもキレイでした。
>ちっちゃいシャンデリアみたいな飾りが
>すごく素敵でした。

撮影監督は、ポーランド時代の相棒と言えるスワヴォミール・イジャックで、
アメリカでも『ブラックホーク・ダウン』などのカメラを回した人です。
『青の愛』は青だらけで、撮影監督が出しゃばってる感じで、そこがまた良いというか。
……すみません、マニアックな話で。

「白」も「赤」も熱烈に好きです。
『ファイト・クラブ』にも影響を受けてまして、本日の更新は個人的にフィーバー状態です(笑)。
Posted by 犬塚ケン at 2011年10月28日 00:31
ケンさん、こんにちは。

壮大なテーマを気にしなくても
ひきこまれる作品ですね。
(むしろ、考えない方がいいかも!?)

本当に青だらけの映像でしたね。
『ブラックホーク・ダウン』は題名だけ聞いたことあるのですが、
特に理由もなくスルーしていました。
今度どこかのCSチャンネルで放送されたら
観てみようと思います。
マニアックな話、大歓迎ですよ。
また、豆知識教えてください♪


『ファイト・クラブ』もいいですよね。
なんて表現したらいいかわかんないですが、
何度も観てみたくなる作品です。
Posted by マミイ at 2011年10月28日 10:05
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