好きという気持ちは伝わってきたけど

NINE　原題：NINE
製作2009年　アメリカ　監督：ロブ・マーシャル
ミュージカル原作：アーサー・コピット
脚本：アンソニー・ミンゲラ、マイケル・トルキン
出演：ダニエル・デイ＝ルイス、マリオン・コティヤール、
ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、
ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、
ソフィア・ローレン、ファーギー


フェデリコ・フェリーニ監督の『８　1/2』を
ミュージカルにしたものを更に映画化した作品らしいです。
フェリーニ監督が好きという気持ちは伝わってきましたが
好きという気持ちだけではどうにもならない事もあります。
人生って哀しいですね。


（あらすじ）
著名な映画監督のグイドは最近ヒット作がない。
９作目の新作「イタリア」の製作発表を行うが、
実はまだ脚本が一行も書けておらず・・・・・。


私は『８　1/2』は１回しか観たことがないのですが、
本作はあっ、このシーン見た事あるかも・・・。と
思う場面が何度かありました。
でも、それだけ！！それだけなんです。
そこから先はな〜んにも心に残りませんでした。

ムービープラスで「元気が出る映画」として
紹介されていたのですが、う〜む、
これ見てもあんまり元気は出ないですね＾＾；
女優ががんばってるからこっちも元気がもらえる？
・・・そんなにがんばってるようにはみえなかったです。

キレイな女優さんがいっぱい出てきたけど、
たくさん出てくるとどうしても十把一絡げ的に
なってしまいますね＾＾；
ペネロペもニコールも好きなんですけど。

でも、エンドロール時のそれぞれの素っぽい感じは
結構好きかも。
ジュディ・デンチがタバコふかしてるトコは
すっごくかっこよかったです。

Comments

綺麗な女優さんがあんまり沢山出て来ると、目が慣れるのか？
冷静に見てしまいますよね。
俳優さんも女優さんも、監督さんや脚本に恵まれるって大事ですよね.....運命を左右する位大事だと思います。

Posted by かえるまま２１ at 2011年10月19日 09:36

＞フェリーニ監督が好きという気持ちは伝わってきましたが

マミイさん、お優しい〜！
記事タイトルで、誰が何を好きなのかなぁ？と思ったらこの文章でビックリ〜！！！
私は申し訳ないけど、そういうのは伝わってこなかったのです・・・。

＞ジュディ・デンチがタバコふかしてるトコは
すっごくかっこよかったです。

ソフィア・ローレンは出番が短かったので、この映画の見モノは、ジュディ・デンチさんですよね〜！！！
衣装の担当者って、あんな感じなのかなぁ〜？と思いました。
とにかくこの女優さんは、何をやってもうまいし、迫力がありますわね〜。
でも歌を歌ったところは、お気の毒な感じがしてしまいました・・・。

Posted by miri at 2011年10月19日 11:05

かえるままさん、こんにちは。

そうなんですよね。
全部がキラキラまぶしいと
目立たなくなっちゃうんですよね(>_<)
メリハリは大事です。

脚本を読んで出演ＯＫしてるだろうから
自己責任なんでしょうかね。
あ、でもこの映画の中では脚本ができてないのに
出演が決まってました。
実際もこんな感じなのかもしれませんね＾＾；

Posted by マミイ at 2011年10月19日 11:57

miriさん、こんにちは。

ホント、miriさんの記事は痛快で的確でした。
（反省しないでくださいね！笑）
覚悟して観たから優しい気持ちで観れたのかも・・・。

大事な事を書くのを忘れてました。汗
なんでこんな猿真似のような場面ばかり撮るのかと
考えてみたんですが、これはやっぱり
あの作品が好きだからなのかなぁと思ったわけなんです。
でも、映画であるはずなのに観客の事を全く考えてない
自己満足で終わっちゃってるから
この映画は残念なんです。

ジュディ・デンチは貫録十分ですね。
後で調べてみたら
ソフィア・ローレンとジュディ・デンチって同学年なんですね。
ソフィア・ローレンのあの美しさにビックリです！
ジュディ・デンチは・・・歌わなくてもよかったですね＾＾；

Posted by マミイ at 2011年10月19日 12:08