エレジー 原題:ELEGY
製作2008年 アメリカ 監督:イザベル・コイシェ
原作:フィリップ・ロス
脚本:ニコラス・メイヤー
出演:ペネロペ・クルス、ベン・キングスレー、
パトリシア・クラークソン、デニス・ホッパー、
ピーター・サースガード
ここのところ忙しくって
映画を観る暇がありませんでした。
ペネロペ・クルスの美しさが印象的な映画でした。
(あらすじ)
デヴィッドは大学教授で、老境にさしかかった今でも
深い付き合いを好まず、一夜限りの関係、身体だけの関係で
満足していた。
ある時30歳も年下の教え子コンスエラと
深い関係になるが・・・・・。
ヒトは年齢を重ねたからと言って
「大人」になれるとは限りません。
外見は大人だから余計に性質が悪いかも。苦笑
年の差カップルって何かと好奇の目で見られることが
多いと思います。
あんたも好きねぇ・・・・って。
でも、本当にそうなんでしょうか?
肉体的にはかたや衰えつつあり、
かたや弾けるような瑞々しさがあったとしても
精神的には二人はとても近いのかもしれません。
年齢なんて実はなんの意味もないのかも。
趣味の話をする時には10歳、20歳の差なんて
あまり感じないですからね。
(もちろん、青春時代のアイドルなどは
あわないですけど^^;)
私はデヴィッドみたいな男性は好きにはなれないので、
(独占欲が強いくせに自分は好き放題やって
言い訳、言い逃ればかりして自分を正当化して
逃げてばかりいるような男です。)
途中までは正直言って退屈な映画でした。
でも、ヒトは出会いと別れを繰り返して成長していく
生き物なのだなぁと痛感した映画でもありました。
逆に言えば、別れを恐れるあまりに
他人と深い付き合いをしない人は
成長することはありえないのだと思います。
ペネロペ・クルスは本当にきれいですね。
もちろん、製作当時は34歳なので
弾けるような若さというのは無理がありますが
それでも裸体の美しさは
女の私でもウットリしてしまいます。
ちょうど映画の中でゴヤの描いた「裸のマハ」を
思わせるようなポージングがありましたが
裸でも、着衣でも彼女はとっても魅力的でした。
あと、デヴィッドの息子役で
ピーター・サースガードが出ていましたが、
やっぱり彼はステキです。
ちょっとしか出番がなかったですが
かっこいいなぁと思いながら観ていて
エンドロールで名前をチェックしました。
(前にも何度もチェックしている名前なのに、
パッと見てすぐにわからない私ってばいったい・・・・・
でも、何度見てもカッコイイと思うのは変わりません。笑)
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