製作1958年 スウェーデン 監督:イングマール・ベルイマン
原作:ウルラ・イザクソン
脚本:ウルラ・イザクソン
出演:イングリッド・チューリン、エヴァ・ダールベック、
ビビ・アンデショーン
Google翻訳で原題を英語になおすと「Brink of Life」
日本語に訳すと「生命の危機にひんし」となります。
出産って今まで何人かの人に話を聞いたことがありますが、
どの人の話もドラマチックだし、
何人かは本当に生命の危機に瀕しています。
生命を生むという行為は本当に命がけなのです。
(あらすじ)
妊娠3カ月のセシリアは出血が始まり救急搬送されるが
流産してしまう。
同じ病室のスチーナは陽気で出産を心待ちにしているが
ヨルディスは若いが親の助けも、結婚の予定もなく
出産を怖がっている。
そして、スチーナに陣痛が始まり・・・・・・。
私には幸いにも3人の子宝に恵まれましたが、
妊娠中に子宮内に出血した事もあれば、
分娩台の上で4時間近く過ごしたり、
逆に3回いきんだだけで生まれて来てくれたり・・・
それなりに色んな体験をしてきました。
子どもというのはホント、生まれて来てくれた事が奇跡、
とってもありがたい存在なのです!!!
でも、生まれる前はそれなりに不安です。
まず陣痛が怖い。っていうか、
いまだにどれが陣痛かちゃんと判断できるかどうか
本気で自信ないッス。
母親でさえ自信がないのだから
父親になるなんて自信も自覚もなかなか
できないんだろうなぁと思います。
母はお腹の中で育っていくのを
それなりに実感できますが、
父はある日突然目の前にポンッと
我が子が現れるんですものね。
あまりお話とは関係がないかもしれませんが
この映画が製作されたのは1958年ですが
すでに未婚の母に対して住居提供や保育所など
手厚い福祉があったというのがすごいと思いました。
流産に対しては、私は経験はないので
何とも言えません。・・・というか
なんにも言えません。
慰めや同情はいらないでしょうし、
そっとしておくことしかできません。
生と死を扱った荘厳なテーマですが、
終わり方に関してはえっ、これで終わりなの?
と、正直思いました。
これ以上描くと蛇足になるのかもしれませんが、
「彼女」がどうなったのかだけが
とっても気がかりです。
さすがは「ゆりかごから墓場まで」社会保障充実の国スウエーデンならではですね。
1958年で未婚の母にも保障があったのはスゴいですね。
日本は1951年にサンフランシスコ条約で独立して、まだまだこれから戦後復興って所だったでしょうね。
ベルイマン監督は多分、有名な監督さんのはずです。
他にも何作か観たことがあります。
同じころの日本と比べるとビックリしてしまいますよね。
『カサブランカ』が1942年製作と知って
そりゃ、戦争に負けちゃうだろうなぁと思ってしまいました^^;
それはそうと、ままさんがzガンダムを知っていて嬉しかったです!
私の周りでは「ガンダム・・・昔、アニメでやってたね。」
って感じで、ほとんど話題についてきてくれないのです(>_<)
1958年で未婚の母に保障ってのは本当に凄い事ですよね〜!
ところで、今月も「ブログ DE ロードショー」 のご案内に参りました。
作品は「オール・アバウト・マイ・マザー」 (1999年スペイン製作/ペドロ・アルモドバル監督)。「陽面着陸計画」のなるはさんが選んで下さいました。
お選びになられた理由は
・アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
・スペインが舞台の映画を観たい
・強い母親の姿を観たい
・・・とのことです。
観賞日は9月23(金)〜25日(日)。都合が悪い場合は、後日でも結構です。
もしよかったら、今月もぜひ皆一緒に映画を楽しみましょうね♪
お、さすが!ストーリー読んだだけでわかりますか。
本当に福祉大国スウェーデンだなぁと思いました。
(そのかわり消費税とかすごいんでしょうけど^^;)
お誘いありがとうございます!
『オール・アバウト・マイ・マザー』は好きな映画です♪
久しぶりの鑑賞となるので楽しみです。
来週は主人の実家に行くので少し遅れるかもしれませんが
必ず参加しようと思います!!