劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ
ビクティニと白き英雄レシラム
劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ
ビクティニと黒き英雄ゼクロム
製作2011年 日本 監督:湯山邦彦
脚本:園田英樹
声の出演:松本梨香、高橋英樹、谷原章介、つるの剛士
2本立てではなく、一応別々の映画です。
とはいえ、主要登場人物や大まかなストーリーは同じで
違うのは出てくるポケモンの種類や色だけです。
・・・・・と聞くと、ポケモンを知らない人は
「はあ?」って思うかもしれませんが、
これこそがポケモンの世界観、真骨頂なのです。
ストーリーに違いはほとんどないので
一つの記事にまとめる事にしました。
(あらすじ)
ポケモンマスターをめざすサトシはデント、アイリスとともに
アイントオークという街にやってきた。
そこで勝利をもたらすといわれる「ビクティニ」という
ポケモンと出会うサトシ。
また大地の民の末裔で大地の民の王国の復活をもくろむ
ドレッドという青年と出会うが・・・・・。
ドレッドの夢、理想、行動力・・・すごくよくわかります。
でも、理想を実現するためには、真実を追求するためには、
犠牲は仕方がないのでしょうか?
それを仕方がないと言えるのは大人なのかもしれません。
サトシは真っ正面からそれを否定します。
子供だから言える事、できる事かもしれません。
でも、そのまっすぐな心を大事にしてほしいです。
純粋だからこそ、ビクティニとも打ち解ける事が
できたのだと思います。
そして、ビクティニもそんなサトシだからこそ
自分の力を使ってくれたのだと思います。
うちの子もサトシみたいに育ってほしいです。
人間は間違いを犯す生き物です。
でも、間違いを認め修正していくこともできる
生き物だとも信じています。
大いなる力を暴走させてしまったとしても
気の遠くなるような時間がかかったとしても
必ず復興することはできる!というテーマも感じました。
ポケモン映画は大人が観ても十分おもしろいのです。
声的には高橋英樹さんも谷原章介さんも
どちらもピッタリだったような気がします。
(高橋さんはじゃっかん桃太郎侍がはいってるけど^^;)
私はレシラムが好きなので
谷原さんの男前ボイスに密かに酔いしれました。笑
あと、毎回ポケモン映画にはスイーツが登場するのですが
今回のスイーツは「マカロン」でした。
いつもはチラリと出るだけなのですが、
今回は何度もビクティニやサトシが
マカロンをおいしそうに食べるシーンがあり
ついつい、家路につく途中でマカロンを買っちゃいました。
美味しかったです。
↑でも書きましたが、絵的、お話的にほとんど違いはないのですが
間違い探し的な気分も味わえたので
私は記憶のあるうちに二つとも観てよかったなぁと思ってます。
だいたい、普段からうちの子は何度も何度も
同じ話を繰り返し見てますから・・・・・。
一番の大きな違いは音楽だそうです。
音楽の監督さんは「黒」は多田彰文さん、
「白」は宮崎慎二さんで流れてる曲は全部違うらしいです。
CDがもうすぐ発売されるので
聴き比べてみようかなぁと思ってます。
そういう点をふまえて、どちらが好きかと聞かれたら
私は「黒」が好きと答えます。
残念だったのは、
ロケット団があまりにも活躍しなかったこと。
今回は本当に出番がなくって・・・・・
いっそのこと出なくってもよかったんでは?と
思うほどでした。
2012.07.26 追記
「黒き英雄ゼクロム」を再見。
前に観たときよりも新ポケモンの名前が
わかるようになっていた!
ちょっと嬉しい♪
大いなる力の暴走により大地が破壊され、
長い時間をかけても復興すると
強く決意する人々を見ていたら
原発事故のことと重ねて見てしまいました。
人々の生活を豊かにするために
力を利用しようとするけれど
人が制御できるものではなかった、
大丈夫だ、安全だと思っていたけど
実際はそうではなかった・・・・・
何かを始めるときには
メリットだけがとりあげられがちだけど、
デメリットや失敗したときの対処法など
色んな事を考えてから実行しなければ
いけないんだなぁと改めて思いました。
・・・・ちょっと話がずれちゃったかも(^^;
【関連する記事】
予約しました。子供のリクエストが「ゼクロム」なんですが、途中まで、記事読みましたが、ネタバレにならない様に、また明日来ますね?
お!いよいよ明日なのですね。
ご覧になった後でまたコメントしていただけたら
嬉しいです。
もしよろしければ、感想を聞かせてくださいね〜♪
うちの子も「ゼクロム」が観たいって言ってたんです。
「黒」の方が人気なのかもしれませんね。