2011年06月21日

帰ってきたぞ!


バットマン リターンズ 原題:BATMAN RETURNS
製作1992年 アメリカ 監督:ティム・バートン
脚本:ダニエル・ウォーターズ
出演:マイケル・キートン、ダニー・デビート、
ミシェル・ファイファー、クリストファー・ウォーケン


「バットマン」の2作目です。
蝙蝠男以外にペンギン男、猫女が出てきましたが
それぞれ、キャラが立っていて面白かったです。

(あらすじ)
ゴッサム・シティに謎のペンギン男が現れた。
町を裏で牛耳ろうとする男マックス・シュレックは
ペンギン男を利用しようとし、二人は結託して
バットマンを罠にかけようとする。
マックスの裏の顔に気づいた秘書のセリーナは
殺されそうになるが、キャットウーマンとして
生まれ変わり・・・・・。


ティム・バートンお得意のおどろおどろしい世界観が
ピッタリですね。
どっちかっていうと、彼はヒーローよりも
異形の者を愛しているような気がします。
ペンギン男の悲哀が見事に描かれていました。
ペンギン男率いる悪のサーカス団を見ていたら
なんとなく、江戸川乱歩の「踊る一寸法師」という
お話を思い出しました。
話の内容が似ているのではなくって、
世界観が似ているような気がします。

キャットウーマンの衣装も素敵だったなぁ。
猫に九生あり・・・A cat has nine lives.っていう
諺がアメリカにもあるようですね。
ちょいちょい命の数についてのセリフが出てきました。
でも、私の中ではナインライブスというと
エアロスミスが思い浮かびます。



色んなキャラが出てきて、それぞれが個性的だったので
人間的にはちょっと薄くなっていたような気がします。
マックスはかなり悪い奴だと思うのですが、
実はそんなに目立っていなかったような・・・・・。

3作目はティム・バートンは監督でないし
(製作には関わっているようですが)
バットマンもマイケル・キートンからバル・キルマーに
バトンタッチしています。
どんな風に変わっているのか、楽しみです。
posted by マミイ at 23:45| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | アクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>どっちかっていうと、彼はヒーローよりも
異形の者を愛しているような気がします。

ですよね〜。バットマンよりバットモービルのほうが格好いいし、それよりも悪役の方が印象に残ります。
リターンズは昨日観たところです。皆いまいち何考えてるのか分からないところもあったけれど、ティムバートンの濃い世界が楽しめました。
Posted by 宵乃 at 2011年06月22日 09:55
宵乃さん、こんにちは。

造形の細部にまで監督のこだわりが見えましたよね。
私はペンギン男が乗っていたアヒルのボートが
ビミョ〜にかわいくて好きでした。

>皆いまいち何考えてるのか分からないところもあったけれど

キャットウーマンは味方ではないですが
完全に敵というわけでもなかったですよね。
ストーリーよりもキャラクターや監督の濃い世界観を
楽しむ映画かもしれませんね。
Posted by マミイ at 2011年06月23日 07:36
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映画「バットマン リターンズ」観た
Excerpt: ショーウインドウを覗き込む猫 製作:アメリカ’92 原題:BATMAN RETURNS 監督:ティム・バートン ジャンル:SFアクションゴッサム・シティに現れた謎のペンギン男と、シティの実..
Weblog: 忘却エンドロール
Tracked: 2011-06-24 13:26

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