名探偵再登場 原題:THE CHEAP DETECTIVE
製作1978年 アメリカ 監督:ロバート・ムーア
脚本:ニール・サイモン
出演:ピーター・フォーク
ご多分にもれず、本作も続編ではなく
監督、脚本家、ピーター・フォーク出演が同じというだけで
『名探偵登場』とは全く違う設定のお話です。
(あらすじ)
1939年の架空の街「サンフランシスコ」のホテルで
私立探偵のマークルが殺された。
相棒の探偵ルー・ペキンポーが疑われるが・・・・。
『マルタの鷹』と『カサブランカ』が元ネタの
コメディらしいです。
ピーター・フォーク演じる主人公ルー・ペキンポーは
ダシール・ハメットが生み出した探偵
サム・スペードがモデルらしいです。
1941年製作の『マルタの鷹』ではハンフリー・ボガートが
サム・スペードを演じていました。(私は未見ですけど。)
『カサブランカ』ももちろんハンフリー・ボガートですね。
知ってる人が見れば、ピーター・フォークは
ボガートの真似をきっちりやってるみたいです。
男女とりまぜて色んな登場人物が出てきて
私の頭の中はゴッチャゴチャでした。
元ネタがわかってたら、もっと楽しめたのかな。
『名探偵登場』の方がおもしろかったという
意見をちょこちょこ見ましたが、
私はどっちも同じようなものだと思いました。
一番おもしろかったのは死体が死体っぽくない事。
立ったまま死んでたりするので
よ〜く見るとプルプル震えているような・・・。笑