ハーヴェイ・ミルク 原題:THE TIMES OF HARVEY MILK
製作1984年 アメリカ
監督:ロバート・エプスタイン、リチャード・シュミーセン
出演:ハーヴェイ・ミルク
ショーン・ペン主演の『ミルク』が気になっていたのですが
モデルになった本人が出ているということで見てみました。
ハーヴェイ・ミルクさんの事はそれまで全く知りませんでした。
(あらすじ)
自らゲイである事を公言してサンフランシスコの
執行委員選挙に当選したハーヴェイ・ミルクの
ドキュメンタリーです。
時は1970年代、今よりもまだまだ同性愛に対する差別が
ひどかった時代です。
カミングアウトして立候補するなんて
すごい人だと思いました。
人が自分をどう思っているのか、きちんと理解していて
きちんと計算して話せる人だと思いました。
ゲイの問題だけでなく
すべてのマイノリティに対して優しい彼に
人気が出たのは当然のことだったと思います。
差別を受けていたからこそ、他の差別されている人の
気持ちがわかったんでしょうね。
ガス・ヴァン・サント監督、ショーン・ペン主演の
『ミルク』も機会があれば観てみたいと思います。
すごい映画でしたよね〜。
アメリカって、結構最近まで、差別バリバリの国だったんですね〜ビックリ☆
ホワイトさんのことはどう思われましたか?
この映画を作った事自体、どうだったのかな〜?と、考えさせられました☆
差別がありながらも委員として選ばれるなんて
アメリカは日本とは違うなぁとビックリしました。
日本ではゲイだとわかっていたら、
芸能人にはなれても政治の世界には入れないような気がします。
まあ、日本だったら殺されるまではいかないでしょうが・・・。
ホワイトさんの事はこの映画だけではよくわかりませんでした。
裁判では勝ったけれど、肝心な部分が見えないままで
ちょっとモヤモヤしてしまいました。
この人の苦悩とかはサラッと流されてるんですよね。