レナードの朝 原題:AWAKENINGS
製作1990年 アメリカ 監督:ペニー・マーシャル
原作:オリバー・サックス
脚本:スティーブン・ザイリアン
出演:ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウィリアムズ
金曜に起きた未曾有の大地震、
私は何をどうしたらいいのかわからず
焦りつつもボンヤリした日々を送っていましたが
やっと自分を取り戻しつつあります。
何の被害もなかった私ですらこんな感じなので
実際に被災された方は想像を絶する思いを
されているのでしょうね・・・。
(あらすじ)
ブロンクスの慢性期病院に赴任した医師セイヤーは
30年間昏睡状態だった脳炎患者のレナードに
新薬を与え、レナードは奇跡的に目覚めるが・・・・・。
私は常日頃から医者は人を治せないと思っています。
医者は人を治すお手伝いをしているだけにすぎないのです。
人を治し、人を癒すのは
自分自身であり、また周りの人であると
この映画を観て改めてその思いを強くしました。
昏睡状態の人は周囲に反応できてないだけで
実はちゃ〜んとこちらの事が届いているのでしょうか?
長期間昏睡状態だった人を目覚めさせるのは
はたして幸せな事だったのか?
それらについてはこの映画では語られていません。
でも、答えは色々あると思います。
それぞれが持った、感じた答え・・・
すべて正解だと思います。
人と人とのつながりの素晴らしさを
改めて感じる事の出来る映画だと思います。