2011年03月07日

相手をおもう事


サイレンサー 原題:SHADOWBOXER
製作2005年 アメリカ 監督:リー・ダニエルズ
脚本:ウィリアム・リップズ
出演:ヘレン・ミレン、キューバ・グッティング・Jr
スティーブン・ドーフ、バネッサ・フェルリト


ヘレン・ミレンが殺し屋を演じるというので
レンタルしてみました。




(あらすじ)
ローズはマイキーとともに殺し屋をしている。
末期ガンに侵されたローズは引退を決意するが、
最後の標的ヴィッキーは妊婦で
彼女の目の前で破水してしまい・・・・・。


ヘレン・ミレンは殺し屋の役ですが、
実は人を殺さないんです。
でも、これまでには色々と冷酷な事を
してきたんだろうなぁという雰囲気は
ビンビンに感じさせてくれました。

キューバ・グッティング・Jrはどっちかっていうと
おちゃらけキャラっぽいイメージを持っていたのですが
今回は寡黙な殺し屋を好演していました。

原題は「SHADOWBOXER」なので、
多分マイキーが主人公なんだと思います。
予告ではヘレン・ミレンが主役っぽかったのですが、
『クイーン』でオスカーをとった後なので
そういう宣伝の仕方をしたのかしら。
(日本では2007年に劇場公開されているようです。)


インディーズ映画で、リー・ダニエルズは本作が
監督デビュー作ですが結構豪華キャストなんですよね。
『(500)日のサマー』に主演していた
ジョセフ=ゴードン・レヴィットも医者役で出てます。

でも、ストーリー自体は唐突な印象を受けました。
なぜか庭にシマウマがいるんですが、
そんな驚きがいっぱいでした。
(どっちかっていうと悪い意味の「驚き」です。)
作品のテーマ自体がなんなのか
観終わった後もさっぱり見えてきませんでした。
冷酷な殺し屋が自分の死期を悟ったからって
急に生の美しさ、素晴らしさに感銘を受けるのかなぁ。

あと、監督は「プレシャス」という名前に
思い入れがあるのかしら。
2009年に『プレシャス』という映画を監督して
アカデミー作品賞にノミネートされてます。
本作でモニークがプレシャスという看護婦を演じています。

昨今、凶悪なわけのわからない事件が
頻発していますが、事件を起こす前に
相手のことを思いやってほしいです。
家族や恋人など必ず、その人を思っている人がいるんです。
自分がした行動のせいで
大勢の人が悲しくなるということを
事件を起こす前に考えてほしいです。


posted by マミイ at 10:38| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 刑事・犯罪・スパイもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
殺しをしない殺し屋というのも珍しいですね。それだけでちょっと気になってしまいます。

ところで、リクエスト企画の投票を開始しました。わたしかmiriさんのブログで、3月27日(日)まで実施していますので、ぜひお立ち寄り下さい。
毎日でもOKなので、じゃんじゃん投票してくださいね〜!
Posted by 宵乃 at 2011年03月11日 10:45
宵乃さん、こんにちは。
(地震の被害などはなかったでしょうか?)

予告を見て、てっきり殺し屋のお話だと思っていたので
内容にはビックリしました。


リクエスト企画のお知らせありがとうございます。
早速投票に行きますね♪
Posted by マミイ at 2011年03月11日 18:35
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