ウィスキー 原題:WHISKY
製作2004年 ウルグアイ・アルゼンチン・ドイツ・スペイン
監督:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
脚本:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール、
ゴンサロ・デルガド・ガリアーナ
出演:アンドレス・パソス、ミレージャ・パスクアル、
ホルヘ・ボラーニ
完全にお酒が出てくる映画だと思ってました。
作中にウイスキーが出てきた時に
「こっちか!?」と思わず叫びそうになりました。
(あらすじ)
靴下工場を経営する初老の男ハコボは
工場で働く中年女性マルタに
自分の弟エルマンが遠くから来て滞在する数日間
妻役を演じてくれるように頼むが・・・・・・。
ハコボもマルタも無口で無愛想です。
二人で一緒にいてもほっとんどしゃべらないし
感情を表に出すこともありません。
(終始↑のような表情です。)
主人公がこんなにしゃべらなくっても
映画って成立するんだ!って新たな驚きがありました。笑
そして、この雰囲気は私は嫌いじゃないです。
恋愛感情・・・妻役を頼むってことは
そういう気持ちも少しはあるのかなぁ。
でも、全然ロマンチックなところはありません。
とはいえ、今後の二人が気になるところであります。
>作中にウイスキーが出てきた時に
「こっちか!?」と思わず叫びそうになりました。
これはわたしも思いました(笑)
”嫌いじゃない雰囲気”というのもわかりますよ〜!
またオンエアがあったら再見してみようかな。
あと、あの母の話は自分では覚えてなかったんですよ。二十歳くらいのころに、母が”あの時は怖かったのよ〜”って話し始めて、「おいっ!」って思いました。悪気が全くない様子なので、地味にショック!
大きなスクリーンで観ると
多少物足りなさを感じるかもしれませんが(笑)
『シティ・オブ・ゴッド』という壮絶なお話のあとでは
ゆったりした雰囲気に癒されました。
覚えてなくて幸いでしたね。
幼い心に傷が残らなくてよかった!
お母様は悪気がないから話してくださったのでしょうが
たとえ記憶がなくっても叩かれていた本人としては
衝撃の事実にビックリですよね。