シティ・オブ・ゴッド 原題:CIDADE DE DEUS
製作2002年 ブラジル 監督:フェルナンド・メイレレス
原作:パウロ・リンス
脚本:ブラウニオ・マントヴァーニ
出演:アレクサンドル・ロドリゲス、
レアンドロ・フィルミノ・ダ・オラ、セウ・ジョルジ
今月のブログDEロードショーの作品として選ばれました。
久しぶりにオンタイムに参加できてよかったです。
作品自体はとっても骨太で一人で気軽に観ることは
難しいので、観るきっかけを与えてもらえてよかったです。
(あらすじ)
ブラジルの貧民街「神の街」では少年たちも銃を握り
略奪や殺人が当たり前に行われていた。
少年ブスカペはカメラマンに憧れるが・・・。
実話に基づいているためか、色々な登場人物、
色々なエピソードが出てきますが
それらはどれも骨太で私の文章力では
すべてを短い文で説明なんてしきれません。
だから、↑に書いたあらすじっぽいのを読んでも
内容が伝わらないかもしれません。
(・・・・・あ、毎回わからないですか!?汗)
小さいころから当たり前に銃がある環境、
ギャングがヒーローのようにさえ見えるという場所で
少年時代を送るというのは壮絶だなぁと思います。
でもそんな環境においてもギャングにならず
成長する人間がいる事は私にとっては救いでした。
あと、ギャングでありながらも優しさも忘れないベネが
私は好きですね。
アンジェリカが惹かれるのもわかりました。
完全にワルい人間はこの世にはいませんね。
極悪非道に見えるリトル・ゼでさえも
親友ベネに対しては優しかったです。
とはいえ、負の連鎖はいつまでも続きますね。
暴力に対しては延々と暴力が続いていきました。
日本には銃とかはないですが、
昨今は「やられたらやり返せ!」とか
「やられる前にやってしまえ!」という風潮に
なってきているような気がします。
直接の知り合いではありませんが、
我が子が叩かれる子になるくらいなら
叩く子になった方がマシだという考えを持つ
幼稚園児の母もいるみたいです。
戦うのは勇気のいる事ですが、
負の連鎖を断ち切るのも相当の覚悟、
勇気が必要な事だと思います。
具体的な解決方法は何にも思いつきませんが、
世界から争いや貧困が少しでもなくなりますように。
この度は、腰が引けそうな映画のシティ・オブ・ゴッドを
ご覧になって頂き、告知記事までお書きになって下さり
ありがとうございます。
これが、実話ベースだなんて信じられない世界です。
ブラジルは、もっと平和なイメージがありましたので
驚愕でした!
負の連鎖を断ち切るには、誰かが我慢しなければ
ならないのでしょうが、二枚目マネでも歯止めはかけれなかった
所を見ると人間のダークサイドは相当根強いですよね。
唯一我慢したのは、ガールフレンドを取られた形の
ブスカペ。彼にだけは因果が訪れなかったので
神の国の神は見るとこ見てるのだなとも思いました。
この映画を観てしまうと日本国民の穏やかさが見に沁みます。
他の国なら、ここ10年位の日本政府には黙ってないと思います。脱線してスミマセンっ
今回もお忙しい中、ご鑑賞と記事を有難うございました☆
>我が子が叩かれる子になるくらいなら
>叩く子になった方がマシだという考えを持つ
>幼稚園児の母もいるみたいです。
悲しい事ですね・・・
でもこの映画の鑑賞は、そういう日本の現実とは関係なく、照らし合わせずに、映画としてノッテしまえば良いような気がしました。
>内容が伝わらないかもしれません。
>(・・・・・あ、毎回わからないですか!?汗)
いいえ、大丈夫ですよ、よく伝わっています☆
毎回簡潔な記事で、ダラダラくどくど書く自分を反省しています。
では記録にリンクさせて頂きますね〜!
次回もお誘いに参りま〜す♪
あれが現実だとしても、全員が全員あんな銃を振り回している子供ばかりではないということが救いです。
>我が子が叩かれる子になるくらいなら
叩く子になった方がマシだという考えを持つ
幼稚園児の母もいるみたいです。
なんかすごいこと言ってる人がいるんですね。お母さん仲間に白い目で見られそうなのに・・・。
まあ、うちの母は目の前でわが子が知らないおじさんにあたまポカポカ殴られてても、怖いから知らん振りするタイプだったので、それでもちょっと羨ましいです。
20年ほど前、私が中学生だった頃、
まだそんなに残虐な事件が起きていなかった時代に
『デスファイル』という本物の死体をうつしている
とんでもないビデオを見たことがあり、
その中でブラジルのこういう一面を見たことがあったので
実はこの映画の内容は割とすんなり受け入れられたんです。
記事には書かなかったんですが、
マネの事も気になりました。
人間ってほんの些細なきっかけで落ちてしまうんでしょうね。
バスの中でのマネのセリフを思い出すと
その後の変化が恐ろしかったです。
ホント、他の国と比べると日本は平和ですよね。
いつもありがとうございます。
>でもこの映画の鑑賞は、そういう日本の現実とは関係なく、
>照らし合わせずに、映画としてノッテしまえば良いような気がしました。
私は逆に、銃や略奪さえないものの
自分の欲にまかせて他人を顧みない行動をする人が
日本には増えてきたな〜と思いながら観てました。
>ダラダラくどくど書く自分を反省しています。
miriさんのお書きになる文章も素敵です。
私は誰に遠慮してるのかわかりませんが
嫌いなものは嫌い!となかなかハッキリ言えない性質なので
時々miriさんがバッサリ斬ってくれるのを
気持ちよく読んでます。
いつもリンクありがとうございます。
次回もよろしくお願いいたします。
あの二人の優しさがあったから、
この映画を観続けていられたような気がします。
いい奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない
・・・って歌詞がありましたが、まさにそんな感じでした。
叩かれるよりも・・・という言葉は
育児系の掲示板で読んだ事があるので
私の直接の知り合いではないですが
匿名だからこそ本音が出たのかなぁ・・・と。
目の前で言われたらひいちゃいますよね。
>知らないおじさんにあたまポカポカ
宵乃さん、何があったんですか!?
怖い体験をなさったんですね。
おかあさん、止めてくださいよ〜!
昨日書いた映画の名前「リトル・ミス・サンシャイン」の間違いでした☆失礼いたしました〜。
わざわざこちらまで来てくださっての訂正
ありがとうございます。
カタカナは間違えやすいですよね。
私も日常生活でよく間違えてます。
私も、何とか今回は間にあいたい、と思ってましたが、ちょっと遅れました。今日中にはなんとか!
実は「これで、良かったのかな?間違ってたらどうしよう?」とちょっと不安になって、確かめの意味もあって、拝見しました。
店員さんが別のものも持ってて、こっちかな?どっちだろ?とちょっと悩んだのですが、やっぱり合ってた様で、ホッとしました。
今日中ならきっと全然大丈夫ですよ!
小鳥頭の私もまだ内容をちゃんと覚えてますから!!笑
同じ名前でTVドラマ?のやつもあるみたいですね。
私はツタヤディスカスで借りたのですが
何作かありました。
映画で人気が出て、テレビドラマ化したそうです。
日本とは逆ですね。
あらすじを書くのって難しいですよね。
すでに映画を見た人には必要ない部分だし、
まだの人は、面倒だから読もうとしない……。
なのでボクは、ある時期からあらすじを書くのを止めました(笑)。
>昨今は「やられたらやり返せ!」とか
>「やられる前にやってしまえ!」という風潮に
>なってきているような気がします。
ボクは独身ですが、自分の子供が叩かれるのも嫌だろうとは思います。
「暴力に対してはこういう態度であるべき」という結論はないんでしょうね。
そのせいか、暴力自体がテーマっぽい映画は、あまり好きじゃないです。
>世界から争いや貧困が少しでもなくなりますように
こちらの記事を読ませてもらうと、
この一点に尽きる映画だったかもしれません。
人間の持つ暴力性をはなから否定は出来ませんし僕個人として何も出来ませんが、
彼らの過酷な社会を感じる事は出来ました。
銃はなくとも、日本も何かしら同じような事が起こっている世の中だと感じます。
映画としては面白く見れました。
シネマなんとかなどの公式?なあらすじを読んでも
実際の映画とは全然違うものもありますよね。
ちゃんと映画観てから書いたの?って
思うこともあります。笑
あらすじは本当は自分が記事を読み返したときのために書いてます。
>自分の子供が叩かれるのも嫌だろうとは思います。
そうなんですよね。
叩くよりは叩かれる子になってほしいか・・・というと
まったくそんな事はないわけで。
子供達には暴力で解決しようとしない世界で
生きていってほしいです。
まだほんの小さな子供が何の疑問も持たずに
まるでおもちゃのように銃を持ち、撃っている場面に
衝撃を受けました。
最近もとても痛ましい事件が起きましたね。
日本でも他人の痛みを考え、思いやる事が
できない人が増えているような気がします。
映画としてはおもしろかったですね。
若い子の考える事って地球の裏側でもおんなじだなぁと思いました。