2011年02月24日

恋愛の理想と現実

summer.jpg
(500)日のサマー 原題:(500) DAYS OF SUMMER
製作2009年 アメリカ 監督:マーク・ウェブ
脚本:スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル、


男性が主人公の男性視点によるロマコメです。
純朴な青年が女の子に振り回される話と聞いていたのですが
自分はそう思わなかったです。

(あらすじ)
運命の恋を信じるトムは新しく入社したサマーに惹かれる。
サマーは現実的で恋人にはしばられたくないタイプ。
それでもいいとつき合い始めた二人だったが・・・・・。


う〜ん、私は結構サマーのいう事共感できたんです。
まあ、キスしたりそれ以上したりする関係なのに
友達って言われちゃうからトムは悶々としちゃうわけなのですが
最初に「それでもいい」って言ったのはトムなんです。

二人でいて幸せ・・・それだけじゃダメなんですか?

恋愛にしろ結婚にしろ、それまで全く違う環境で育った二人が
一緒にいるのですから自分の常識が全く通じない場面が
多々あるわけです。
それを自分の「枠」にはめようとするのは
横暴じゃないかなぁ・・・・・。
(多少の歩みよりは必要ですが、それを許せるかどうかが
特別な相手かどうかの境目になるかも。)

トムは「気軽な関係でいいよ」と懐の深いところを見せつつも
いずれサマーは自分と同じ気持ちになるはず!と
期待していたのかもしれません。
そんな夢見る青年をジョセフ・ゴードン=レヴィットが
好演してました。

ズーイー・デシャネルは不思議な印象で魅力的でした。
先日ドラマ「ボーンズ」シーズン5で
お姉さんと共演してましたが
ちょっと不思議な感じのする役が似合うかも。

2013.03.30追記
トムの心象が日数表示の背景と関連しており、
その時その時で変わっていくのがおもしろかったです。
(日数を見るだけで、ある程度どんなエピソードか推定できました。)

再見して改めて、やっぱりこの二人はうまくいかなかっただろうと思いました。
「卒業」を観て涙するサマーが運命を暗示していたような・・・・・。
(下のコメント欄に鉦鼓亭さんが書かれていますね。鋭いです!)

野山を自由に飛びまわって歌を歌う小鳥を好きになったはずなのに、
どうして「恋人」という鳥かごにいれる必要があったのか?
好きな人の特別な相手になりたいというキモチはわからないではないけれど、
やっぱり私はサマー側の視点でしか観れそうにないです。


結婚は二人でいて幸せ・・・・・・だけじゃダメなんだなぁと
改めて思った映画でした。
でも、サマーを変えたのは他でもないトムの存在だと思います。
トムには何の慰めにもならないでしょうけど(^^;
(トムが前進できたのもサマーのおかげ。
無駄な出会いはないのです・・・・・多分。)



posted by マミイ at 07:36| 大阪 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | ラブ・ロマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

記事には書いてませんが、結構好きな映画です。
独特のテンポの良さがあって、引き込まれるんですよね。

ボクは普通に男性視点で見ましたが、居心地の悪さは感じました。
別に隠れて浮気したわけでもないし、言うほど悪い女ではないですから。
ヘッドホンから漏れる音で、「それスミスよね?」と言われて会話が始まるとか、
中学生の妄想みたいな物語が、むず痒くもあり、そこが良くもあり(笑)。

ズーイー・デシャネルは、「シー&ヒム」というデュオで、
音楽活動でも地味に人気があるんですよね。
なんというか、今風の女優さんという感じです。
今後も注目したいです。
Posted by 犬塚ケン at 2011年02月25日 23:29
ケンさん、こんにちは。

私は普段話がアッチコッチに飛ぶ方なので
こういう時系列がばらばらなお話は割と好きです。
やった事はないですが、イケアでおままごとデートとか
実は少し憧れました。(笑)

ズーイー・デシャネルは音楽活動をやっているとは
聞いたことがあったのですが、グループ名は知りませんでした。
早速YouTubeで聴いてみたらいい感じだったので
今度ダウンロードしてみようと思います。
教えてくださってありがとうございます!
Posted by マミイ at 2011年02月26日 14:03
 マミイさん、こんばんは

最初に「それでもいい」って言ったのはトム>熱に浮かされた男の「妥協」です。(笑)
その裏を汲んでくれるか、くれないかが現実では分れ目になる気がしますね。

ジグソーパズルで言えば、
ピッタリ嵌ったと思った男と、
似てるけど、ちょっと違うと思ってた女の話ですね。

二人の顛末を描いた「(500日)のサマー」
夫婦の顛末を描いた「ブルーバレンタイン」
30歳頃までだったら、「(500日)」を、きっと選んでいたと思います。
でも50代も半場をすぎてる今は「ブルーバレンタイン」の方に親近感があります。

「(500日)のサマー」は、「(488日)のトム」が観たくなる作品でした。
いい映画だと思います。

※この映画にも出てきたのですが、「ブルーバレンタイン」を観た後、思ったのは、
これは「卒業」の7年後の話ではないか、と。
でも「(500日)」のトムはベンじゃなかったんですね、式場で赤っ恥を掻く新郎だった。
だからサマーは「卒業」を観た後、泣いていたんですね・・・。
Posted by 鉦鼓亭 at 2013年01月14日 22:34
鉦鼓亭さん、おはようございます。

>最初に「それでもいい」って言ったのはトム>熱に浮かされた男の「妥協」です。(笑)
この映画は男女で意見がわかれるだけでなく、
それぞれの恋愛観で意見がわかれそうな映画でしたね。

>その裏を汲んでくれるか、くれないかが現実では分れ目になる気がしますね。
色々と理想や御託をならべていても
結局真逆のタイプを選んじゃう事もありますよね。
許容できる相手を見つけるのはとても難しい事ですけど・・・。

>でも「(500日)」のトムはベンじゃなかったんですね、式場で赤っ恥を掻く新郎だった。
ですよね!
この人じゃないかも・・・って思っていても言い出さない女性はひどいのでしょうか?
楽しそうな男性を見てると何も言えなくなってしまうのかもしれません。
(でも最後の最後に捨てられちゃったら悲しすぎますよね(ToT)

『ブルーバレンタイン』も気になるので
今度観てみますね!
まだ『七人の侍』も観れていないので
鉦鼓亭さんの記事も読めていないのですが
観たら必ずお邪魔するのでまたよろしくお願いいたします!
Posted by マミイ at 2013年01月16日 08:08
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