カレンダー・ガールズ 原題:CALENDAR GIRLS
製作2003年 アメリカ 監督:ナイジェル・コール
脚本:ティム・ファース、ジュリエット・トウィディ
出演:ヘレン・ミレン、ジュリー・ウォルターズ
ヘレン・ミレン見たさに鑑賞です。
「クイーン」のイメージを持ってる人は
今回の不良!?主婦ぶりにビックリするかも。
(あらすじ)
イギリスの田舎町に住むクリスは平凡な主婦で
地元の婦人連盟に所属しているが、
まじめに活動するタイプではなかった。
親友のアニーの夫が白血病で亡くなってしまい、
アニーを励ます為に売り上げで病院に寄付をしようと
自分たちのヌードカレンダー製作を企画するが・・・。
私もあまり真面目な主婦ではないので、(笑)
少し型破りなクリスに共感できました。
友達のためにヌードに・・・なれるかなぁ。
しかも50代でなんて!
すごく勇気がいったと思います。
メディアは興味本位でとらえていましたが、
彼女たちの意思は本当に友情や崇高な思いでいっぱいで
それがひしひしと伝わってきました。
観る前は「おばさんのヌードなんて・・・」って
正直思いましたが、とってもキレイでした。
DVDで鑑賞したのでご本人たちのものも見ましたが
女優さんだから老いてもキレイなのではなく、
普通の主婦でもここまでできるんだ!
素晴らしいとココロから思いました。
一介の主婦がパッと有名になってしまうので
浮かれ騒ぐ気持ちもわかりました。
どこまで脚色されてるのかわからないほど
リアルに思えるお話でした。
一つ残念なのはクリスの息子とのエピソードが
少なすぎたところです。
ある日突然母親がヌードになるなんて、
思春期の少年にとっては地獄なんではないでしょうか?
もうちょっとクリスがなにかしてもよかったのでは、
と思いました。
(一応父がフォローしてくれてはいたみたいですが。)
とはいえ、いくつになっても咲き誇る彼女たちを
どうぞお楽しみ下さい!
私もこれから年齢を重ねていく中で
彼女たちのように良き友人に囲まれ
楽しく生きていきたいと思いました。
ボクもヘレン・ミレンは好きですけど、あまり出演作は知らなくて、
この映画も見ようかどうか迷ってたんですよね。
題材的に微妙だし(笑)。
どちらかというと若い女性のヌードの方に興味があるので……。
でもマミイさんのレビューを読んで安心しました。
ぜひ見てみたいですね。
私もヘレン・ミレンが出てなかったら
絶対に観ようと思わなかったテーマです。(笑)
むしろ熟女好きの男性にはオススメしたくないです。
そういう目で彼女たちを見てほしくないなぁ・・・と。
でもここだけの話、ヘレン・ミレンの胸には
実はドキッとさせられました。
あけっぴろげな若い娘よりも
いくつになっても恥じらいを感じさせてくれる方に
淫靡なときめきを感じてしまいます。