2011年02月15日

確かに不気味だった・・・けど


ノーカントリー 原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN
製作2007年 アメリカ 
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
原作:コーマック・マッカーシー
脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、
ジョシュ・ブローリン


ハビエル・バルデムがアカデミー助演男優賞を受賞した作品です。
作品賞、監督賞、脚色賞も受賞してるんですね。

(あらすじ)
ルウェリン・モスは狩りの最中に銃撃戦があった現場に出くわす。
複数の死体とともに200万ドルの大金を発見したモスは
それを持ち逃げした事により、不気味な殺し屋シガーに
追われることになるが・・・・・。


ハビエル・バルデム演じる殺し屋シガーは
確かにふれこみ通り不気味でした。
ほっとんどしゃべらずに、あのギョロ目でにらまれると
迫力がありますね。
あの武器もよくわかんないから、余計に怖かったです。

でも、追われる男モスもそれなりに強いので
恐怖はそれほどでもなかったです。
まあ、これ以上怖かったらホラー映画になっちゃうかな。笑


コーエン兄弟関連作品は本作で10作ほど観ましたが
原作があるものって私が観た中では今回が初めてだと思います。
なんていうか、一筋縄ではいかない印象があるのが
コーエン兄弟の持ち味だと思うんですが、
(好き嫌いがわかれるところだと思いますが・・・・・。)
今回はそれがなかったような気がします。
どっちかっていうと、『バーン・アフター・リーディング』の方が
コーエン兄弟「らしい」作品だと思いました。
う〜〜ん、これがアカデミー賞ですかぁ・・・・・。
posted by マミイ at 22:48| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 刑事・犯罪・スパイもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

ボクはハビエル・バルデムはこれくらいしか知らないので、
不気味な男というイメージのままです。

変人が暴れるだけの、単純素朴な映画ですよね。
暴力的な映画って、どうしても高く評価されがちです。
しばらくたって見ると、どぎつさに慣れるのか、つまらなく感じます。
Posted by 犬塚ケン at 2011年02月16日 22:39
ケンさん、こんにちは。

理由もなくあの姿で無言のまま追いかけられたら
恐怖感もつのったかもしれないですが、
追いかけられる理由を作ったのは自分なわけですから
ある意味自業自得なのかな、と思いながら観てました。


私はハビエル・バルデムを
『海を飛ぶ夢』という四肢麻痺で20年も
寝たきり生活を送っている男性役と
『夜になるまえに』というキューバからの亡命作家、
しかもゲイという役で観たことがあります。
どちらも本作と全然違うイメージです。
機会があればご覧になってみてください。
Posted by マミイ at 2011年02月17日 11:33
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