2011年02月01日

子供を育てるのは誰?


I am Sam 
製作2001年 アメリカ 監督:ジェシー・ネルソン
脚本:クリスティン・ジョンソン、ジェシー・ネルソン
出演:ショーン・ペン、ミシェル・ファイファー、
ダコタ・ファニング、ローラ・ダーン


遅くなりましたが、ブログDEロードショーの作品を
やっと見ることができました。
余裕をもってイベント告知していただいてるのですが
なにぶんこちらに余裕がなくって申し訳ないです。

(あらすじ)
サムは知的障害があり、7歳程度の知能しかない。
サムには7歳になるルーシーという娘がいたが、
児童福祉局に養育能力なしと判断され
引き離されそうになり・・・・・。


なんといっても、この映画は愛にあふれています。
サムとルーシーの結びつきはとても強いものです。
そんな親子を引き離そうとする検事たちは悪役風に見えますが、
彼らもルーシーの将来を考えてのことだと思います。
子供を育てるには愛情が必要。
でも、愛だけではどうにもならない事ってあるんです。

「親はなくとも子は育つ」という言葉がありますが、
親の手にあまってしまった場合は、周囲が、社会が
彼らを支えてあげればいいのではないでしょうか。
障害があろうとなかろうと、子育てで悩まない親なんて
世の中には存在しないと思ってます。
大事なのは子供です。
色々な人の愛に包まれて成長していってくれたら
いいなぁ・・・・と思います。
posted by マミイ at 13:25| 大阪 ☁| Comment(12) | TrackBack(1) | 家族愛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>障害があろうとなかろうと、子育てで悩まない親なんて
>世の中には存在しないと思ってます。
>大事なのは子供です。

仰るとおりですね〜!
そして、親も、大事です。
虐待するのは、したくて、してるはずがない、と私は思います。(実の母親のこと)

お忙しい中、鑑賞と記事を有難うございました☆
記録にリンクさせて頂きますね!(URL)
次回もどうぞ宜しく〜♪
Posted by miri at 2011年02月01日 15:10
miriさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

親も大事・・・そうですね。
言われるまで気づきませんでした。
私ってば子育て真っ最中なのに。
一人で何もかも背負ってしまうと
いっぱいいっぱいになってしまうから
周りの人たちに助けていただけたら嬉しいです。
(助けてもらって当たり前・・・とは
絶対に思わないようにしなければいけませんが。)

今回も遅くなってすみません。
『ベルリン・天使の詩』も必ず見ますので
少々お待ちください。
(予約はしているのですが
在庫27枚に対して106人待ってるので。)
Posted by マミイ at 2011年02月01日 17:19
親の立場での視点、この立場での視点、外野としての視点。それぞれの立場で、見解は違って来そうですが、2人の無償の愛には心を打たれますね。
「子供を育てるのは誰?」って深いぃ言葉だと思います。
昔の社会は....本当は親だけではなくて、地域社会も一緒に子供を育ててた筈が、今は機能してないと思います。それゆえ、色んな弊害が出てるのだと思います。

Posted by かえるまま21 at 2011年02月01日 20:17
マミイさん、はじめまして。
先程は当ブログにコメントいただき、ありがとうございました。
今回再見するにあたり、前回よりも幾分か楽に鑑賞できたようですね。
どんなに愛があろうとも、それだけでは子供を養うことはできませんね。
それでもサムやルーシーの愛に溢れた関係を観ていると、映画の中くらいは幸せになって欲しいと願ってしまいます。
世知辛い世の中ですが、色々な人の愛に包まれて子供たちは成長していってくれたらいいなぁとボクも思いました。

お忙しい中、鑑賞とレビューをありがとうございました。
Posted by ワールダー at 2011年02月01日 22:16
かえるまま21さん、こんにちは。

色々な事がつめこまれた映画だったので
(悪く言えばまとまりがないのですが・・・)
色々な考え方ができる映画でしたね。

うちのご近所は割と「昭和」な雰囲気で
地域みんなで子育てができるとってもありがたい所なのですが
とはいえ、公園で見知らぬ子に注意するのは
やはり躊躇してしまいます。
(どんな親がいるかわからないですからね・・・)
ちょっと寂しい世の中ですよね。
Posted by マミイ at 2011年02月01日 22:40
ワールダーさん、こんにちは。

愛だけでは育てられないと言いつつも
やっぱり愛って重要ですよね。
サムとルーシーの親子愛にとっても癒されました。

1度見ていたけれど、レビューはしていなかったので
BSなどで放送されるたびに録画しては観ずに消したり
録画もせずにスルーしたり・・・を繰り返していたので
観る機会を与えてくださって良かったです。
そして、色々な考えに触れることができ
とってもいい経験ができました。
本当にありがとうございました!
Posted by マミイ at 2011年02月01日 22:54
はじめまして。
ブログにコメントありがとうございます。

周囲、社会が支えてあげることって、大切ですよね。
個人の生活に他人がどこまで介入できるのか?なんてことまで考えさせられる作品でした。

サムの周りはいい人たちに恵まれていたのではないかと思います。

メロスピがお好きということで、こちらのブログで「カイ・ハンセン」の名が見受けられたのですが、ガンマ・レイとかがお好きなのでしょうか。

ハロウィンからはじまり、彼らに影響を受けた若手バンドも数々増殖してるのでまた音楽ネタのほうでもよろしくお願い致します(笑)
Posted by たまさん at 2011年02月02日 10:45
ふと、以前観た盲目の女性を描いた映画を思い出したんですが、せっかく母親が子育てを手伝うと言ってくれているのに、「自分は健常者と同じように子育てできる!」と断ってました・・・。
昔から、周りが子育てを手伝うのは普通のことだったのに、今では手伝う方も手伝われる方も意識が変わってしまったのかもしれませんね。
その点、サムは助け合える環境を自然と築き上げていたし、愛情も人一倍強いし、現代人が失い始めているものを持っていたんだと、改めて思いました。
Posted by 宵乃 at 2011年02月02日 11:22
たまさん、はじめまして。
(たまさんさん・・・よりもたまさんとお呼びした方がいいですよね。)

いや〜、とっても素敵なブログでほれぼれいたしました。
これからも色々と教えてください。
ガンマ・レイは大好きです。さすが!
あと、いまだに守護神伝とか聴いてます。古いですね。(笑)

サムの周りにはいい人がたくさんいましたね。
「類は友を呼ぶ」だけでなく、
「朱に交われば赤くなる」・・・サムのピュアさが
周りに伝染していった結果なのかもしれません。
Posted by マミイ at 2011年02月02日 21:44
宵乃さん、こんにちは。

子育てが孤育て・・・孤独に一人で育てるという風潮に
なっていると新聞か何かで読んだことがあります。
助ける側と助けられる側がお互い気持ちよく
・・・っていうのは今はとても難しいのかもしれませんね。
Posted by マミイ at 2011年02月02日 21:53
こんにちは、はじめまして!

わああ なんだかとっても、
気持ちがこもった素敵なレビューですね…!(≧v≦)

子供って、一人で育てようだなんて
本当に難しいですよね…!
できるだけ多くの人の手が関わってくると、
その子もその分だけ広い心を持てる!
完璧な親はいないんですよね。
でも完璧じゃないからって取り上げる必要はなく、
手を差し伸べてあげようとする
周りや社会との、一体感が必要ですよね!!
Posted by なるは at 2011年02月03日 05:37
なるはさん、こんにちは。
なるはさんもいつも愛のこもったレビューされてますよね。
(時々読ませていただいているのですが
なかなかコメントしなくてごめんなさい。)
そんななるはさんにお褒めの言葉をいただき
とっても嬉しいです!

親と子が1対1だと結構ガチンコになって
きつい事もあるのですが、
その時に他の方の手助けがあれば
とっても嬉しいですね。

完璧な社会、完璧な人間は存在しないけど、
完璧に近づけるよう努力したいです。
Posted by マミイ at 2011年02月03日 22:48
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