2010年11月29日

あやしすぎる・・・・・


変態村 原題:CALVAIRE
製作2004年 ベルギー・フランス・ルクセンブルグ
監督:ファブリス・ドゥ・ベルツ
脚本:ファブリス・ドゥ・ベルツ、ロマン・プロタ
出演:ローラン・リュカ、ジャッキー・ベロワイエ


邦題が邦題だし、ジャンルがホラーなので
スルーしようかなぁと思ったのですが
続編に私の好きなエマニュエル・ベアールが
出ているらしいので、見てみることにしました。

(あらすじ)
マルクは歌を歌いながら各地を回る場末のシンガー。
ある日彼は移動中に道に迷い車が故障してしまう。
親切なペンションオーナーのバルテルに泊めてもらうが
実はバルテルは・・・・・・。


いわゆるホラーっていうのとは異質な作品です。
血しぶきがあがるような残酷なシーンとかは
ほとんどないです。
でも、怖い。
叫びたくなるような恐怖とかではないですが、
わけのわからない怖さがあります。

しかも、怖いはずなのに、なぜか、
見ながら笑っている私・・・。
それが一番怖かったです。
おかしいから笑ってるのではなく、
失笑やバカにしてるのでもないです。
理解を超えたものに出会ったとき、
人は笑ってしまうのかもしれません。


ちなみに原題のCALVAIREというのはフランス語で
殉教とかキリストの受難をあらわすのだそうな。
十字架の磔刑っぽいのがあったシーンもありました。
DVDのジャケットにも使われていますが、
そんなに大事なシーンではなかったはず。
原題の意味を聞いて納得しました。
posted by マミイ at 22:38| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ホラー・パニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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