私がクマにキレた理由(わけ) 原題:THE NANNY DIARIES
製作2007年 アメリカ
監督:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
原作:エマ・マクローリン、ニコラ・クラウス
脚本:シャリ・スプリンガー・バーマン、ロバート・プルチーニ
出演:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、
ポール・ジアマッティ
よくわからない邦題で最初はとまどったのですが
(確かにスカーレット・ヨハンソンは
キレたら怖そうだけど・・・・笑)
見ると納得!でした。
ちなみに原作は「ティファニーで子育てを」らしいです。
あ、動物ものではないので本物の熊は出てこないから
ご注意を。
(あらすじ)
アニーは大学卒業後大手企業の面接を受けるが失敗、
将来に不安を感じるようになる。
そんな時に公園で子供を助け、母親に
「ナニー(子守)」と勘違いされたアニーは
セレブ家庭の住み込みナニーとなるが・・・・・。
傍から見ると理想の人生を歩んでいるように思えても
実際はそうではない事ってたくさんありますよね。
やはり隣の芝生は青く見えちゃうんでしょうか。
大会社の社長の父、美しい母親・・・・だけど現実は
浮気して家庭を顧みない父親、
母も自分磨きで忙しくて子供はかまってもらえない・・・
なんて寂しいんでしょうか!
お金があるから幸せとは限らないって事ですね。
アニーは母親の期待を背負って面接に行きますが
挫折してしまいます。
親の考える理想に自分が応えられないかもしれない
・・・・・とっても不安だったと思います。
理想の人生、理想の仕事、理想の生活ってなんでしょうね。
うちはまだまだ子供が小さいからまだ現実味がないですが
やっぱり定職にはついてある程度の収入を得てくれたら
いいなぁ・・・とは思います。
さっき、お金があるから幸せとは限らないとは言ったけど
お金はあるにこした事はないですからね。
でも、どんな姿に成長するにしろ
親には嘘をつかないでほしい、アニーの母と
思うことはおんなじでした。
色んな人生を見れるのが映画の良い所ですね。そして、自分と照らし合わせて、考えてみたり.....
発見があったり、励まされたり、映画は素晴らしいと思います。
見るまでは意味がさっぱりわからなかったんですが
クマにもちゃ〜んと意味があって納得できました。
あんまり言うとネタばれになっちゃいますが^^;
ホント、映画はすばらしいですよね。
ブログもすばらしいです。
自分と正反対の意見で新たな視野が開けたり
自分の言いたくても言えなかったこと、
思いをうまく言葉にできなかったことを
ズバッと書いてくれていたりするので。
そんな出会いに毎日感謝!です。
このタイトルは内容が想像できなくて手に取り辛いですよね。観終われば納得なんですが。
セレブの冷え切った家庭の様子に、悲しくなってしまいました。でも、ラストは痛快&感動。笑いより感動が大きかったので、コメディでいいのか悩んでしまいました。
ミセスXとグレイヤー、そしてアニーが理想の人生を歩んでいけたらいいな♪
全くどんな内容か考えにくい邦題ですよね。
(あんまりにもネタバレしている邦題も困りますが。笑)
お金があれば幸せというわけではないという
典型的お手本のような家庭でした。
みんながみんな、これから幸せになっていってくれたら嬉しいです。
観ると元気になれる映画でした。