世にも怪奇な物語 原題:TRE PASSI NEL DELIRIO
製作1967年 フランス・イタリア
原作:エドガー・アラン・ポー
第1話 監督:ロジェ・ヴァディム
脚本:ロジェ・ヴァディム、パスカル・カズン、
ダニエル・ブーランジェ
出演:ジェーン・フォンダ、ピーター・フォンダ
第2話 監督:ルイ・マル
脚本:ルイ・マル、ダニエル・ブーランジェ、
クレメン・ビドルウッド
出演:アラン・ドロン、ブリジット・バルドー
第3話 監督:フェデリコ・フェリーニ
脚本:フェデリコ・フェリーニ、
ベルナルディーノ・ザッポーニ
出演:テレンス・スタンプ
エドガー・アラン・ポーの怪奇小説を
3人の監督が映画化したオムニバスです。
3者3様、飽きずに観る事ができました。
第1話 黒馬の哭く館 Metzengerstein
若くして莫大な遺産を受け継いだ令嬢フレデリックは
ウィルヘルムを軽蔑しながらも惹かれてしまう。
彼の愛馬の馬小屋に放火した彼女は・・・・・。
第2話 影を殺した男 William Wilson
ウィリアム・ウィルソンが神父に
人を殺したと告白する。
その男の正体とは・・・・・。
第3話 悪魔の首飾り Never Bet the Devil Your Head
イギリスの俳優トビー・ダミットは名優と賞賛されたが
今は酒におぼれる日々である。
イタリアの監督から映画出演を依頼された
トビーは・・・・・。
どのお話も美男美女が勢ぞろいで
大変目の保養になりました。
ホラー映画に分類しましたが、
怖いか・・・というとそれほどでもないです。
血がダラダラとかそういうのはほとんどないです。
ただ、第3話に出てくる少女は
多分別の映画に出てきていたら普通の美少女ですが、
それが妙にゾッとする存在で怖かったです。