非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎
原題:IN THE REALMS OF THE UNREAL: THE MYSTERY OF HENRY DARGER
製作2004年 アメリカ 監督:ジェシカ・ユー
謎多きアーティスト、ヘンリー・ダーガーに関する
ドキュメンタリー映画です。
といっても、私はこの映画で初めて
ヘンリー・ダーガーという人の存在を知ったのですが。
(あらすじ)
1973年に孤独な一人の老人が亡くなった。
彼の死後、部屋を片づけようとした大家は
彼が遺した膨大な絵や小説を見つける・・・・・。
彼のように絵に関する教育を一切受けずに描く事を
アウトサイダー・アートというのだそうです。
彼の作品ですが・・・・・
う〜〜ん、私には怖かったです。
確かに圧倒はされますが
正直言って少女性愛者の妄想世界、
性のはけ口だったような印象を受けました。
『非現実の王国で』というのはヘンリー・ダーガーが
書いた15000ページ以上もある小説で
主人公であるヴィヴィアンガールズ達の
300枚以上の挿絵を描いています。
果たして彼は
公開されることを望んでいたのでしょうか・・・。