Dr.パルナサスの鏡
原題:THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
製作2009年 イギリス・カナダ 監督:テリー・ギリアム
脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、
リリー・コール、ヴァーン・トロイヤー
撮影途中でヒース・レジャーが急死してしまいました。
でも、彼の出番を差し替える事なく
より素晴らしい作品にしあげてくれた監督に
感謝いたします。
(あらすじ)
Dr.パルナサスは齢1000歳。
悪魔と賭けをして永遠の命を手に入れた。
その代償として最愛の娘ヴァレンティナが
16歳になると悪魔の手に渡ってしまう。
何も知らないヴァレンティナは
ある日トニーという男性の命を救うが・・・・。
怪しげなトニーをヒース・レジャーが好演しています。
うさんくさいんだけど、女性の気を引くのが
とってもお上手!
怪しさすら彼の魅力の一つなのです。
鏡の世界に入ると顔が変わってしまうというのも
いいアイデアだと思います。
代役を務めたお三方はヒースが演じている
トニーっぽさを出していたため
違和感は感じませんでした。
3人ともヒースの友人で出演料はヒースの幼い娘さんに
寄付されたのだとか。
映画とは関係ないですが、素晴らしい友情ですよね。
リリー・コールはスーパーモデルなんですね。
腕や脚がお人形さんみたいにキレイで
見ていてうっとりしました。
ヴァーン・トロイヤーは身長81cmの小人症の方ですが
『オースティンパワーズ』のミニミー役としてが
一番有名かな。
しゃべってもしゃべらなくても味がある人で好きです。
日本では小人症の人が活躍する映画ってないですよね。
やっぱりお国が違うからなのかなぁ・・・。
お話はよくわからない部分もありますが、
精神世界ってキラキラでもあり、ドロドロでもあり、
何でもアリの自分勝手な世界だと思うのですが
そういうのをちゃんと映像化できるところが
監督のすごいところだと思います。
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