
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
原題:HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN
製作2004年 アメリカ 監督:アルフォンソ・キュアロン
原作:J・K・ローリング
脚本:スティーブ・クローブス
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、
エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン
ハリー・ポッターの原作の中では本作が一番好きです。
再見してみたら、魔法の授業案内みたいな感じに
なってたような気がしました。
(あらすじ)
ホグワーツ魔法学校の3年生となったハリー・ポッター。
ハリーの両親を殺したアズカバン牢獄の囚人であった
シリウス・ブラックが脱獄というニュースが入り・・・。
今回も原作を読んでないとほとんどわからないと思います。
特にいたずらの地図・・・・・
表に書いてある名前が誰なのか、なぜデビッド・シューリス
演じるリーマス・ルーピン先生が地図の事を知っているのか
・・・・・などなど。
映画ではなんら語られるところはありませんでした。
でも、何も知らなくても魔法学校の授業風景は
楽しめるんじゃないでしょうか。
学校案内ビデオみたいで楽しかったです。
原作では占い学のトレローニー先生は正直うざったい存在
だったのですが、エマ・トンプソンが演じると
どこか抜けていておもしろかったです。
トレローニー先生のことがちょっぴり好きになりました。
(授業は受けたくないですけど。笑)
ディメンターが怖いので、前2作に比べると怖い映画という
触れ込みでしたが、『炎のゴブレット』を観た後では
それほどでもないなぁという感じです。
また原作を読み直そうかなぁ・・・と思うということは
映画では満足できなかったと言うことの裏返しなのかな。
でも、幸せそうなハリーを観ることができるので
この映画は好きです。
2014.03.29 追記
ついに原作を読み終えたので子供たちと再見しました。
前2作は原作のダイジェストって感じだったのですが、
本作は筋を少し変えてありました。
こういう事に気づけるのは原作読破後ならではですね。
そして、前2作と比べると
映像的に格段におもしろくなっていたように感じました。
マージおばさんが空を飛んでいくさま、
ディメンターが近づく時に周りが凍りついていくさま、
嵐の中でのクィディッチ戦、
そしてエンドロールへの導入・・・・・などなど、どれもよかったです。
吸魂鬼、ディメンターが見えそで見えないところもそそられて!?
・・・・・いやいや、想像で恐怖感がかきたてられてよかったです。
ムーニーやワームテールの説明がなく
どうしてルーピン先生がいきなりあの地図を知っているのかが
原作を読んでいないと全くわからなくて納得いかないのですが、
そこをさしひいても十二分におもしろかったです。
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かえるままは、ファンタジーは不得意分野ですが、興味はありますね。こんなにヒットしたのに一度も見てないんです....
是非一度見てみますね。本が先ですね?
どっちが先がいいかなぁ・・・。
私は1作目は映画を観てから原作を読みました。
1作目は正直読みにくかったです。(笑)
魔法学校に入ってからは翌日仕事なのに
4時ぐらいまで一気に読んじゃいましたけど。
映画が先だと頭の中で映画のキャラが動き出してくれるので
想像しやすくなり、読みやすくなるかもしれません。
長〜い本なので映画はどうしても
ダイジェストみたいになっちゃうんですよね。
キャラの説明とかは一切ないので
シリーズは最初から見ることをオススメします。
こういう事に気づけるのは原作読破後ならではですね。
お〜、再読&再見したかいがありましたね!
やはりボリュームある作品だから、いかに原作の魅力を損なわず削るかかが重要なんだろうなぁ。
3作目とあって、慣れてきたのかも。…それとも脚本家と監督が変わった?
ディメンターのCGはホントすごかったですよね。雰囲気たっぷりで、文字から受けた印象そのものって感じでした。
イラストはディメンターの手ですよね?
奥行きをぼかしで表現していて、にゅっと手が伸びてきそうです!
>お〜、再読&再見したかいがありましたね!
原作も一気読みした事がなかったので
新たな発見をしながら楽しんでます♪
>3作目とあって、慣れてきたのかも。…それとも脚本家と監督が変わった?
調べてみたら、監督は変わりましたが、
脚本家は同じでした。
新たなファン獲得というよりは
ファン向けに作りだしたのかもしれませんね。
>イラストはディメンターの手ですよね?
>奥行きをぼかしで表現していて、にゅっと手が伸びてきそうです!
そうです。最初のディメンター登場シーンです。
手が見えただけでドキッとしちゃいました(^^;
ローブのぼろぼろ具合を表現したくてぼかしを使ってみたんですが
ちょうど奥行きが出てよかったです。