2010年08月17日

おとぎ話と現実と


魔法にかけられて 原題:ENCHANTED
製作2007年 アメリカ 監督:ケビン・リマ
脚本:ビル・ケリー
出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、
ジェームズ・マースデン、スーザン・サランドン


アニメと実写のごちゃまぜ映画。
ロマンチックなだけでなく、
しっかり笑わせてくれるところもあり
おもしろかったです。

(あらすじ)
おとぎの国アンダレーシアに住むジゼルは
王子様が迎えに来る事を夢見ている。
ついにエドワード王子と出会い
結婚するという日に意地悪な女王に騙され
現代のニューヨークに迷いこむが・・・・・。


最初の10分程のアニメはこれぞディズニー!という
まさに王道のアニメーションです。
そこから魔法の井戸に落とされ、
実写である現実世界に変わるわけですが
その転換もうまく行ってたと思います。

現実世界でも変わらぬキラキラプリンセスを
エイミー・アダムスがうまく演じてました。
この辺がセルフパロディ満載で
おとぎの国で小動物にお手伝いしてもらいながら
掃除をしていたジゼルが現実世界で
お手伝いしてもらったのは・・・・・
鳩や下水からやってきたネズミに蝿、
そしてなんと、チャバネの「アイツ」までもが!!
多少はマイルドにデフォルメされているものの
文字にするのも恐ろしいヤツラの大群は
背筋が凍りました。(笑)

キラキラ王子エドワードをジェームズ・マースデンも
好演していました。
現実世界でやると周りがポカンとなっちゃいそうな
口調やセリフも彼がしゃべると嫌味なく聞こえました。
出番が少なかったのが残念です。


ラストの予定調和っぷりにはおいおい!と
つっこみたくなる部分もありますが、
まあ、これはこれでいいのかなぁ・・・・・。(笑)

現実世界はおとぎの国ほどキラキラしてばかりは
いられないけれど、それでもがんばってると
いい事あるぞ!って思える映画でした。
posted by マミイ at 18:32| 大阪 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | ラブ・ロマンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

これはなかなか面白い作品でしたね。
アニメだとカワイイのに実写なら「うっ」ってなるところもあるにはありましたが、こういう合成モノって好きなので。(^^)

それにしてもさすがにハデなアニメの登場人物が出てくると、ちょっとコスプレっぽくなってしまってしまいますねぇ。
Posted by 白くじら at 2010年08月19日 22:50
こんばんは。

ボクはエイミー・アダムズ(現在子育て中)が大好きで、
もちろんこの映画も好きです。
チャバネの「アイツ」の場面だって、そんなに嫌いじゃありません。
ラストは予定調和っぽいですけど、その前の舞踏会の場面はロマンチックで、
いい歳の男なのにときめいちゃうんですよね……(照)。
Posted by ケン at 2010年08月20日 00:26
白くじらさん、こんにちは。

合成が全く不自然ではなかったですよね。
私は普段のディズニーアニメのような
もっとロマンチックな作品を想像していたので
こんなに笑える映画でいい意味でビックリしました。

おとぎ話では普通でも、現実世界だと
オーバーアクトになっちゃいますよね。
ドアを通れないドレスとか
色々笑いどころがあって楽しかったです。
王子は確かに学芸会っぽかった・・・。
(ジェームズ・マースデンは似合っていましたが。)
Posted by マミイ at 2010年08月20日 07:53
ケンさん、こんにちは。

エイミー・アダムスがすっごく魅力的でした。
現実世界では突然歌いだす変な女のはずなのに
なぜか彼女がすると、とってもチャーミングでした。

ヤツはデフォルメされていても集団行動されると
直視できません。
もっと真面目に!?ロマンチックな話だと思っていたので
あの場面で冷や汗をかくと同時に大笑いしました。

予定調和なのがおとぎ話の醍醐味です。
あえての予定調和だからつっこむのは無粋でしょうね。
舞踏会はときめきますよね〜♪
当然私は踊れないですが、行ってみたいです。
Posted by マミイ at 2010年08月20日 07:58
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