親密すぎるうちあけ話 原題:CONFIDENCES TROP INTIMES
製作2004年 フランス 監督:パトリス・ルコント
脚本:ジェローム・トネール
出演:サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ
一時期「美人すぎる○○」って流行りましたね。
私はあの言い方は大っ嫌いでしたが。
でも、この邦題はなかなか良いと思いました。
(あらすじ)
税理士のウィリアムの元に美しい女性が現れる。
顧客と勘違いしたウィリアムは部屋に招きいれるが
いきなり夫との夫婦生活の悩みをうちあけられる。
彼女は同じ階の精神科医とウィリアムを間違えて
訪ねてしまったのだ・・・・・。
久しぶりに悪人のいないドラマを見たような気がします。
ウィリアムは真面目が服を着て歩いてるような存在。
彼女に間違ってる事を伝えようとしますが、
口下手なのでなかなか伝えられない。
(少しは下心があるので関係をひきのばしたいし。)
そんな2人の関係がおもしろかったです。
ドラマチックな展開はほとんどありませんが、
一気に見てしまいました。
そしてエロティックな画像もまったく出てきませんが、
サンドリーヌ・ボネールからは品のいいエロさを
感じました。
話をちゃんと聞いてもらえるってとても癒されます。
男性は会話に答えを出したがりますが、
女性は正論を言われると逆ギレする事もありますよ。(笑)
文字通りただ、聞いてくれるだけでいいのです。
ラストも好きです。
偶然この作品に出会ったのですが、
パトリス・ルコント監督って結構好きかも。
この出会いも必然かな・・・。