ダーティハリー4 原題:SUDDEN IMPACT
製作1983年 アメリカ 監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジョセフ・スティンソン
出演:クリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック
クリント・イーストウッドが監督をした唯一のダーティハリーです。
監督のイメージするハリー・キャラハンって
こんな感じなのかなぁと思いました。
もちろん、かっこよかったです!
老いても丸くなる事はありませんね。
(あらすじ)
乱暴な捜査で上司の手を焼かせるサンフランシスコ警察の
刑事ハリー・キャラハンはサン・パウロへ
ある殺人事件の被害者を調べにいかされた。
ジェニファーという女性画家と出会ったハリーは
やがてジェニファーと彼女の妹が過去にレイプされ
その犯人達が次々と殺されている事に気づく・・・・。
人が人を裁くっていうのはとっても難しい事だと思います。
今回の事件の犯人はかつては被害者だった人物。
復讐したい感情はよくわかるけれど
殺したからって過去が清算されるわけじゃない、
でも・・・・・難しいです。
被害者がジェニファーだけだったら
もしかしたら復讐は考えなかったかもしれませんが、
妹の事を考えると何かをせずにはいられなかったのかも。
(妹のせいにしたからって許されるわけではないけれど。)
世の中の悪に対して(一応は)法を守りつつ
立ち向かってきたハリー。
ジェニファーの姿に自分自身を見たのかも。
だからってあのラストはちょっと気になりましたが・・・。
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