怒りの葡萄 原題:THE GRAPES OF WRATH
製作1940年 アメリカ 監督:ジョン・フォード
原作:ジョン・スタインベック
脚本:ナナリー・ジョンソン
出演:ヘンリー・フォンダ、ジェーン・ダーウェル、
ジョン・キャラダイン
ふる〜い作品ですが、過酷な労働条件で働かざるを得ない
っていうのはいまだにあるものです。
職種は随分違いますが、現在と相通ずる気持ちがありました。
(あらすじ)
トム・ジョードは殺人罪で投獄中であったが仮釈放された。
小作人をしているオクラホマの家族のもとへ帰るが、
家族は住み慣れた土地をとりあげられカリフォルニアへ
移り住むところであった。
やっとのことで夢多きカリフォルニアにたどりついたが・・・。
カリフォルニアへの道はルート66・・・
これを見ると『カーズ』を思い出してしまいます。
この時代はやっぱりメインストリートだったのですね。
故郷を捨てなくてはならないっていうのは
大変な事だったと思います。
どんな事をしても帰る場所がないのはつらいですね。
家族がいるから、また新たな場所に
新たな故郷を作ればいいのですが
過酷な状況下ではそんな事もままなりません。
働かないと食べられないけれど、
働いても十分な賃金がもらえない。
不平不満を言うとやめてもらって結構・・・と
クビになる危険がある。
こんな時、どう行動したらいいんでしょうね?
コメント返信遅くなってすみません。
>社会の底辺で働く人々の逞しさを感じます。
私は今までの人生、割と順風満帆で安穏と過ごしてきたので
このような暮らしぶりには驚きを隠せません。
本当にたくましいですよね。