2010年01月30日

本能の赴くままに


WATARIDORI 原題:LE PEUPLE MIGRATEUR
製作2001年 フランス 監督:ジャック・ペラン、
ジャック・クルーゾ、ミッシェル・デバ


実はそんなに観る気はなかったのですが、
『ロバと王女』の王子様、ジャック・ペランが
監督とナレーションをしていると言う事で
気になって観てみました。

渡り鳥達を延々と撮り続けたドキュメンタリーです。
鳥を擬人化したり・・・など、余計な演出やナレーションがなく
とってもシンプルなつくりです。

作りはシンプルですが、コレを撮影するためには
鳥を人間に慣らさなければここまで近くによって撮影する事は
不可能です。
スタッフ達は卵から返して、飛行機の音を聞かせたりと
並々ならぬ努力をしたらしいです。


鳥が飛ぶ姿をこんなに近くで見たのはほぼ初めてですが、
飛ぶ姿ってとっても美しいですね。
飛ぶために必要な筋力と身体のフォルム、軽さ・・・・・
全てが自然によって計算しつくされた美しさなのでしょう。

鳥の美しさだけでなく、自然の美しさも素晴らしかったです。
が、段々とそういった自然が少なくなってきているのも
また事実です。
鳥が毎年何千キロも離れた場所から同じ場所に帰ってくるのは
考えてみるとすごい事ですよね。
真似しろって言われても無理です。

鳥達を見ながら、色々と考えさせられた作品でした。
鳥が好きでなかったら、はっきり言って退屈すると思います。
音楽やナレーションがシンプルで
変に押し付けがましくなかったのもよかったです。


今、公開中の『オーシャンズ』もジャック・ペランが
監督なのですね。
実は観に行くつもりはなかったのですが、
ちょっと興味がわいてきました。
レディースデーとか安い日に行ってみようかしら。
posted by マミイ at 05:09| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 実在の人物・事件が元ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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